*本ブログは ATLASSIAN blogs を翻訳したものです。本文中の日時などは投稿当時のものですのでご了承ください。
*原文 : 2011 年 4 月 17 日、Wendell Keuneman 投稿 “Sneak Preview: JIRA 4.4 Linux Installer“
私たちは現在、大きなプロジェクトに取り組んでおり、それはインストールとアップグレードのエクスペリエンスを改善するものです。それが顧客にとって使い勝手が悪い点だということを何度も聞いており、その痛みを和らげられるよう改善することに集中しています。JIRA と Confluence の両方にとってです。
このプロジェクトの目標の一部は、もっともよくデプロイされている二つの OS であるLinux と Windows に、ガイド付きのインストーラーを導入することです。JIRAは、既に Windows パッケージをサポートしており (.exe)、ユーザーインターフェースにより駆動する標準ウィザードを提供しています。ただし、Linux では、本番環境システムにおいて非 GUI ベースのものがもっと一般的です。そのようなものとして、下記のビデオでは、Linux OS などのために開発したガイド付きインストールのコンソールの初期段階をお見せします。
Linuxのインストーラーは、インタラクティブで非ディストリビューションの特定用途のために選択した .bin パッケージです。E-J Technologies の Install4J を使用して、Windows と Linux のパッケージ両方を作成しました。Linux インストーラーを作成するためにいくつかのアプローチを評価し、それにはネイティブ Linux パッケージ (.rpm, .deb) やインストーラーを作成するいくつかのツールが含まれています。Install4j は、最も柔軟性があることが分かり、プラットフォーム間で共通のコードを再利用することができます (E-J Tech のチームはこのプロジェクトの間、素晴らしい支援をしてくれました!)。
Windows と Linux のガイド付きインストールパッケージは、次の機能をサポートしています:
- Windows UAC の管理者特権 (elevated privileges) のサポート
- Linux で特別な JIRA ユーザーアカウントの作成と保護されたフォルダのアクセス許可 (EAP 4 で利用可能)
- インストールとホーム (データ) フォルダのプロンプト
- JIRA をサービスとしてインストールするオプション
- JIRA を実行するポートの選択
- 以前のインストールログに渡すことによる、無人 (サイレント) インストールモード
アトラシアンは最近、JIRA 4.4 EAP 3 とこのマイルストーンをリリースしました。ガイド付き Linux インストーラーが含まれており、JIRA 4.4 の最終リリースに向けて改善していきます。サイクルの早い段階でインプットを得るために、これら強化点を段階的にリリースしています。皆様が非本番環境でデータを用いてテストを行い、全てのフィードバックを頂けると、大変嬉しく思います。
ああ、もう1つありました。ビデオの最後の部分で、改訂された JIRA セットアップウィザードを垣間見たかもしれません。このことや、追加しようとしているその他多くの強化点についてとても興奮しています。今後の記事でその進捗をアップデートいたします。