* 2009 年 11 月 16 日 Sean Osawa 投稿
日本でも以前に比べボランティア活動は盛んになってきたとはいえ、米国ほど盛んではないのが現状かと思います。米国におけるボランティア活動への参加率はとても高いのです。それは個人だけではなく、企業においても同様です。
小学校でのボランティア
アトラシアンもその例外ではありません(アトラシアンはオーストラリアの企業ですが、マーケティング拠点は米国サンフランシスコにあります)。
先日、10数名のメンバーがオフィスの近くにある小学校 (George Moscone Elementary) へ行ってまいりました。普段、学校では教えないような内容 (経済や企業や金融など) について、子供たちに教えてきました。
これは、”Junior Achievement” という教育関連の非営利団体のプログラムによるものです。
Confluence マーケティング担当 Matt Hodges が子供たちと一緒にパチリ。
本を発展途上国へ送る
私は、小学生にとはいえ、英語で教えるのは難しい(むしろ、英語を教えてもらいたいぐらい!)ので別のボランティア活動に参加してきました。”Read to Room” という団体の呼びかけるによる、本の仕分け作業に参加してきました。
本を何でも送れば良いというわけではなくて、戦争に関するもの、政治的なもの、肌の露出している絵があるものなどは適切ではありませんので選別してパッキングします。
“Room to Read” は、発展途上国に図書館や学校を建設し、子供たちに読書の機会を与えるチャリティ団体です。元マイクロソフト執行役員の John Wood が創設し、活動していることでも知られています。
アトラシアンでは、Room to Read に 100,000 ドルの寄付を行いました。また、John Wood がアトラシアンサミットに参加 (31:30 頃から) するなどの交流があります。
さて、この本の仕分け作業ですが、事前に登録はしますが、当日、特に出欠をとるわけでもありません。集合時間は決まっていますが、用事のある人は途中で帰って行きます。
日本ではどちらかというとボランティア活動をする時に「さあ、やるぞ」と構えてしまうかと思いますが、このように米国ではとても自然に取り組んでいるように感じます。
いずれにせよ、ボランティア活動で流す汗は気持ちの良いものですね。
1,000 円スターターライセンス
現在、販売中のスターターライセンスの売上は全額が Room to Read への寄付となります。アトラシアン製品に少しでもご興味のある方、チャリティも兼ねて、ぜひスターターライセンスをお試し下さい! John Wood もこのスターターライセンス販売に際しメッセージを寄せています。
小学校の様子と、参加したアトラシアンのメンバー。