Jiraの新時代へようこそ

Jira SoftwareとJira Work Managementを統合し、あらゆるチーム向けのツール「Jira」として生まれ変わります

本ブログは、こちらに掲載されている英文ブログの意訳です。内容に相違がある場合は、原文が優先されます。

NASAがどのようにして火星にローバーを着陸させたのか? すべては野心的なアイデア、優れたチーム、そしてJiraから始まりました。

Jiraはチームが最高の仕事をし、アイデアを具現化するのを支援します。そして、良いチームは仕事を完遂させることができますが、素晴らしいチームはそれに何度も成功します。素晴らしいチームは何が違うのでしょうか。私たちは、素晴らしいチームとは、共有された目標、コーディネートされた業務、そして職務を超えて自由に流通する情報基盤の上に築かれるものだと確信しています。

そのため進化した新しいJiraは、すべてのチームが目標と優先事項を整え、作業を追跡して共同作業し、一緒に素晴らしいものを作るために必要な洞察を得るための共有の場を提供します。Jira Work ManagementとJira Softwareの良いところを取り入れた単一のプロジェクト管理ツールで、あらゆるチームが良いチームから素晴らしいチームへと進化する支援をします。そしてそのツールを、シンプルに「Jira」と呼ぶことにしました。

1つのJira、1つの請求、使い方は無数

今日、10億人以上の知識労働者が、仕事を共有しながら、統制をとるための最適な方法を探しています。異なる地理や時間帯を超えてチームが非同期で作業するためには、よりツールへ依存度が高くなることを意味します。新しいコラボレーションとコミュニケーション機能が組み込まれたJiraは、リンクされた作業から共有されたレポートまで、チームが行うすべてのことにおいて、クロスファンクショナルな連携を中心に置いています。これらの新機能には以下が含まれます:

  • チームが集中し、統制を保つためのゴールトラッキング
  • 典型的な課題を軽減するAIによるショートカット機能
  • 業務を可視化し、チーム間でコーディネートする新方法
  • ナレッジ共有を育成するConfluenceとLoomの強力な統合

Jiraはチームワークを強化するだけでなく、企業のコスト削減にも役立ちます。Robloxは複数のツールからJiraに統合することで年間15万ドル以上を節約し、コラボレーションと生産性が向上しました。

それでは、Jiraが分断された企業をつなげる方法を見てみましょう。

すべてのチームが共有されたゴールで統制

エンジニア、マーケター、デザイナー、および他のチームはそれぞれ異なる方法で働くかもしれませんが、共通の目標に向かうべきです。すべてのチームを同じJiraに統合することで、リーダーが目標を設定し、チームを優先事項に合わせ、進行する全てのプロジェクトを横断して成功を追跡することが容易になります。

次の数ヶ月で、Jiraに「目標」機能を導入します。ユーザーはJiraのリストと課題ビューで目標を作成して、各タスクがより高い目的にどのようにマッピングされるかを視覚化することができます。また、目標に向けた進捗状況を簡単に表示および追跡する新しい方法も導入します。すべての目標が表示および追跡できる目標ディレクトリや、サマリービューで目標の進捗チャートが表示され、プロジェクトの文脈の中で目標を表示できるようになります。目標を使用すると、チームを統制し、業務が企業全体の優先事項に対してどのように貢献しているかを理解することがこれまで以上に簡単になります。

Atlassian Intelligence(AI)の助けを借りて、仕事を小分けする

チームワークの中心には個々の人がいます:各チームメンバーが最善を尽くすことができるようになると、チーム全体がより多くを達成することができます。まもなく、AIワークブレイクダウン機能(現在Jira PremiumおよびEnterpriseユーザー向けにベータ版で展開中)が、エピックを課題に分割したり、課題をサブタスクに分割したりするための提案を行い、作業を分割する時間を削減し、前進させる時間を増やすことができます。提案をカスタマイズして承認すると、新しい作業項目が作成され、適切な階層に入れ子になります。

AIを使ってよりスマートに働く4つの方法:

  • AIによる自動化: 日常的な自然言語で自動化したい要件やアクションを説明すると、Atlassian Intelligenceが自動化ルールを作成します。
  • 自然言語からJQLへ: パワーユーザーは、Jiraで複雑な検索を実行するための最も効果的な方法であるJiraクエリ言語(JQL)を知っていますが、それが今、誰にでも活用できるようになっています。日常の言葉を使って質問するだけで、Atlassian Intelligenceがあなたの目の前でそれをJQLに変換します。
  • エディター内の生成AI: Jiraの説明やコメントでコンテンツを作成、要約、改善します。マーケターは新しいキャンペーンのアイデアを考えるためにAIに頼むかもしれませんし、イライラした開発者はコメントを残す際にトーンを和らげるために使用するかもしれません。
  • AIによる要約(近日公開予定): 課題のコメントを要約して、迅速に他チームの作業内容を把握したり、理解を深めたりできます。

    すべてのJiraプロジェクトでリストビューの利用が可能に

    各チームは、自分たちのニーズに応じて作業を視覚化し、整理することを好みます。そのため、あらゆるチームが作業を管理するために、より簡単で早く、柔軟な方法を提供します。その第一歩として、リストビューをすべてのプロジェクト種別で利用できるようになります。

    多くの皆さんが、既にボードビューとタイムラインビューを知っていて好んで利用していることでしょう。しかし、スプレッドシートを多用している立場の場合、リストビューでのインライン編集作業がより馴染みがあります。また、インライン編集に加えて、複数のチケットを同じ人に割り当てたり、新しい目標に関連付けたりする必要がある場合には、リストで一括操作を行ったり、新しいカスタムフィールドを追加することも可能です。

    カレンダーにおける共有リリース日

    新しいリリースが成功するためには、開発者、IT、マーケティング、セールス、サポートとの緊密な連携が必要ですが、それは容易なことではありません。Jiraを利用すれば、ビジネスプロジェクトは、期日ごとに整理された課題を持つカレンダーとして表示することができます。ソフトウェアプロジェクトからのリリース日は、対応するビジネスプロジェクトにも表示され、全員が整合された状態を保つのに役立ちます。(ソフトウェアプロジェクトには数か月以内にカレンダーが導入される予定です – お楽しみに!)

    より良い意思決定のための可視性の向上

    複数のブラウザータブを行き来して、プロジェクト全体を把握するのにうんざりしていませんか?Jira PremiumおよびEnterpriseで利用可能な「プラン」を活用すれば、異なるボード、プロジェクト、フィルタから課題を組み合わせて、複数のチームにまたがる包括的なビューを作成できます。これにより、リーダーやプログラムマネージャー、チームメンバーなど、誰もがチームを横断したプロジェクトのリリース日を見積もったり、スタッフやリソースに関する質問に答えたり、年間の目標を一つのビューで計画したりできます。

    ConfluenceとLoomで非同期コラボレーションを変革

    最近数年間で分散型の作業が急速に増加しており、チームが同じ部屋でブレインストーミングをしたり、計画を立てたり、意思決定を行うことが少なくなっています。幸いなことに、JiraとConfluenceやLoomとの統合機能により、非同期のコラボレーションもリアルタイムのチームワークと同じくらい効果的になりました。

    ブレインストーミングセッションを想像してみてください:すでにConfluenceのホワイトボードにアイデアを取り込み、お気に入りを投票しました。1クリックで、トップの投票を集めたアイデアをJiraの課題に変換して、優先事項を行動につなげることができます。また、ホワイトボードをConfluenceページに変換し、生成した課題にリンクすることもできます。

    見逃した場合

    プロジェクトとドキュメントを一緒にすることは、リンクをコピー&ペーストするように簡単にできます。Jiraの課題にあるリンクアイコンを使用して、関連するConfluenceページに接続し、整理された状態を維持します。または、JiraプロジェクトビューをConfluenceページに取り込んで、関係者がすべての進捗状況を確認できるようにします。

    分散ワークは、企業にビデオを使用して、より人間らしい方法でコミュニケーションを取ることを考えさせる契機になりました。スマートリンクを使用すると、LoomビデオをJiraに直接埋め込むことが容易にでき、チームが重要なアップデート、アイデア、および意思決定を作業の文脈の中で共有できます。以前は会議や文書の更新が必要だった重要な情報も、今ではJiraを離れることなく、チームやタイムゾーンを超えて即座に共有できます。

    Jiraでコラボレーションするその他の方法

    • Figma 統合: JiraのFigma統合機能を活用して、Figmaデザインの共有や共同作業を行うことで、デザインと開発のコラボレーションを強化します。
    • 自動化: チームを同期させるためのノーコードルールを設定します。たとえば、新しいリリースが作成されたときにマーケティングチームのチャットチャンネルに通知したり、法務部門が新しい契約に署名したときに調達チームに警告したりします。

    今日からJiraで、点と点を結びつけ始めましょう

    Jiraはこれまで以上に柔軟でカスタマイズ可能であり、以前にも増して強力になりました。また、各チームが自律性を保ちながらも、プロジェクトやドキュメント、ナレッジを一箇所にまとめて管理することがあらゆるチームにとってかつてないほどに容易になっています。ぜひ最新のJiraを活用していただくとともに、今後のアップデートにもご期待ください。

    現在Jira Softwareのサブスクリプションをお持ちの場合、価格変更なしに、今すぐ新しいJiraを活用いただくことが可能です。価格に変更はありません。現在Jira Work Managementのサブスクリプションをお持ちの場合は、こちらで移行の詳細についてご確認ください。

    Jiraをまだお使いでない場合は、こちらか無料で始めていただくか、有償プランの詳細についてご確認ください。