アトラシアンがガートナーのマジック・クアドラントでエンタープライズ・アジャイル・プランニングツールのリーダーと評される

アジャイルと呼ばれる開発手法を取る企業が増えていますが、そこで使われるツールは、起業したての会社から大企業まであらゆる企業のさまざまな要求に応え続けられなければなりません。あなたのチームがアジャイルな開発手法に何を望もうと、アトラシアンのツールを皆様に繰り返し使っていただき、すばらしいソフトウェアを作り上げる手助けとなることが、私たちの願いです。ですから、アトラシアンが再び、ガートナーのマジッククアドラントでエンタープライズ・アジャイル・プランニングのリーダーと評されたことは、本当に喜ばしいことです。

まずはこのレポートを読んでいただき、私たちが何を作り上げたのか知ってもらい、実際にダウンロードしていただいて、ソフトウェア開発にエンタープライズ向けアジャイルプランニングがなぜ必要とされるのか、その理由をぜひご理解いただけたらと思っております。

Gartner Magic Quadrant for Enterprise Agile Planning

エンタープライズ・アジャイル・プランニング

JIRA Software や アドオンである Portfolio for JIRA などのツール類は、これまでアジャイルの世界で活躍するツール群でした。しかし、先日のガートナーのマジック・クアドラントのレポートによると、従来のALMツール指向から、よりエンタープライズやアジャイルへの指向が強まり、考え方に変化が見られるそうです。ガートナーは、この新たな潮流となったアジャイル・プランニングのツール群を、「アジャイルな開発手法を大規模に取り入れたエンタープライズクラスのアジャイル開発 (EAD) を多くの企業が利用できるような」ツール、と定義し、最近になってこのEDAへの「従来のプロジェクト中心主義だった従来のアジャイルツールからの大変革」が進んでいる、と認めています。

これは、他の開発チームと協力し調整しながら日々ソフトウェアの開発とリリースに追われる日々をそのまま受け入れているソフトウェア開発チームや部署や会社にとって、とりわけ重大な変化です。とにかく少しでも早くコードを書き上げてソフトウェアをリリースできるようなツールがあるのに、それが別の機能で膨れ上がるなんて誰も望まないでしょうから。

でも、それがまさに問題の核心です。どうすれば、開発チームの全員が一つにまとまって、会社の戦略に沿って仕事を進めていけるのか。まさにそのためにEADがあるのです。EADを用いて「会社が目指す方向に沿って月ごと、週ごと、そして毎日、成果物が得られる」よう進めなければなりません。JIRAソフトウェアの場合なら、開発作業をイニシアティブ、エピック、ストーリーやサブタスクといった塊に切り分けることで、こうした要求に応えることができます。さまざまなレベルの要求目標を定めて開発作業を大小のかたまりに切り分ければ、より早くソフトウェアのリリースが可能になるし、各開発者の自由度も増しながら、JIRAソフトウェアがすべてをトラッキングして、それぞれの開発作業が会社の戦略に沿ってうまく進むように管理できます。そしてこれこそ、これからのアジャイル開発手法が目指すところであり、企業戦略に沿った開発を進める道なのです。.

DevOpsツールチェーンの基礎としての企業向けアジャイル・プランニング

このレポートを読んで最も興味深いのは、なんといっても、ガートナー社がアジャイルな開発手法とDevOpsとが果たして共生していけるかどうか、注意深く見守っている点でしょう。このアジャイルの手法が成熟して来れば、たとえばスタンドアップやユニットテスト、レトロスペクティブなどを考えていけば、成熟したアジャイルの次のステップは絶え間のない統合化が来るのでしょう。ガートナーの思い切った予測によると、「2020年までに、企業版アジャイル・プランニングツールはDevOpsツールチェーンの基礎となって、広範で一貫性のあるプランニングができるようになり、多くの商品やソリューションへの採用が進む」そうです。

これは、アジャイル開発を実践する人すべてにとって、すばらしいことです。もし皆さんが、お客様により早くより頻繁にソフトウェアをお届けするなど、アジャイル開発のメリットを手にしたいとお考えなら、開発部隊と営業部隊を共同で動かして正しくそれをやり遂げるようにしなければなりません。

アトラシアンの社内と弊社のお客様の間では、これがうまく進んでいます。付き合いの長い小売店から大規模なソフトウェア企業まで、今では皆さんがDevOpsを使って、それぞれのクラウドやサーバーなどのインフラの改良を進め、製品管理や開発サイクルについて報告し、セキュリティやアプリの信頼性を向上させています。そして、これを正しく進めるために、皆さんがお使いのツールには、実際の機能の他にそのツールに現われている一種の文化の移り変わりを助けるような役割も必要となるのです。DevOpsに関する詳細情報や、アトラシアンが皆様を毎日どのようにお手伝いできるかについては、弊社のDevOpsリソースをぜひご覧ください。

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このレポートには、他にも皆様のお役に立つ多くの情報があります。カンバン方式とスクラム方式を実践している開発チームの割合 (ガートナーの推計ではアジャイル・チームの71%までがカンバン方式を実践している) とか、ソフトウェエア開発ツールの将来像などです。さらに、企業版アジャイル・プランニングが何かをより詳しく知るとことが、まさにDevOpsツールチェーンを意味しているのです。

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