プロダクトマネジメントを本気で考えた新製品がいよいよリリース

Atlassian Presents: Unleash 発表内容まとめ

開発者向けのプロジェクト管理ツールJIRA(現Jira Software)から始まったアトラシアンは、設立から20年を経た現在、20以上の製品を含む幅広い製品ラインアップで、大きく3つの分野「Agile & DevOps」「ITサービス管理」「ワークマネージメント」でお客様のニーズにお応えしています。

本年度より、その3つの分野別に最新情報をお伝えするカンファレンスを実施しており、日本時間の2月9日深夜、Agile & DevOpsに関する「Unleash」がベルリンにて初めて開催されました。

アトラシアン主要カンファレンス豆知識

  • Atlassian Presents: Unleash – Agile & DevOpsに関するカンファレンス。
  • Atlassian Presents: High Velocity ITSM – ITSM に関するカンファレンス。
  • Atlassian Presents: Work Life – ワークマネージメントに関するカンファレンス。
  • Team '23 – アトラシアン最大のフラッグシップカンファレンス。上記すべてを含み、アトラシアンに関する包括的な話題を取り扱う。次回は2023年4月18-20日開催予定@ラスベガス。

プロダクトマネージャーのための新製品:Jira Product Discovery正式リリースへ

全国のプロダクトマネージャー、プロダクトオーナー、CPOのみなさん、お待たせいたしました!

プロダクトに関する新しいアイディアやコンセプト、優先順位などを関係者とコラボレーションしながら整理し、顧客の課題を考え抜いて意思決定を行うための新製品、Jira Product Discoveryがまもなく正式にリリースされます。

これまで、新製品や新機能に関するアイディアや顧客調査からの情報は、スプレッドシートやバックログ、ノート、その他バラバラなツールに分散して記録されている場合がほとんどで、プロダクトマネージメントに携わる方々は、そこから真に顧客の課題を解決するプロダクトを生み出すために必要な意思決定をすることに苦慮されていました。

テクノロジーが事業の中心で活用されるようになった近年、プロダクトの成功がビジネスを左右するようになり、プロダクトマネジメントの重要性がかつてないほどに増しています。

Jira Product Discoveryは、ソフトウェア開発ライフサイクルの中で必要不可欠なプロセスとなってきたプロダクトディスカバリーを支援するために設計され、新しくJiraファミリーに加わった製品です。

プロダクトに関するあらゆるアイディアをまとめ、調査結果、顧客からのフィードバック、そこからの考察などを記録し、社内のあらゆるステークホルダーに意見を追加してもらったり、アイディアに投票してもらうことができます。それらのデータは、ブラウザやSlack、顧客調査ツールなどから直接収集することも可能です。

まとめられたアイディアは、ゴール、工数の多少、得票数、顧客への影響度などの条件を指定したリストビューや、影響度とリスク、工数と確実性など指定のディメンションで表示するマトリックスビューなどで比較して見ることができます。

アイディアは、Jira SoftwareやJira Work Managementのエピックやプロジェクト、ボードに関連付けることができ、計画や進捗をまとめたロードマップを、Jiraライセンスを持たない関係者に対しても簡単に共有することができます。

Jira Product Discoveryは3クリエイター*まで無料、それ以上の場合は1クリエイターあたり月額10ドル**での提供を予定しています。

ベータ版の提供中は、何名でも無料でお使いいただくことができます。この機会にぜひお試しください。

* Jira Product Discoveryのプロジェクトやアイディア、ビュー、フィールド等を作成、編集するユーザー。閲覧やコメント等にクリエイターライセンスは不要。

**日本円での提供詳細に関しては、決定しだいご案内します。

期間限定:Jira SoftwareユーザーにJira Work Managementを無料で提供

賢明な読者のみなさんにとっては、プロダクト開発がもはや開発者だけの仕事でないことは言うまでもないことでしょう。プロダクトの成功には、顧客を起点としてあらゆる部門や業務、データの連携が必要不可欠です。

そこで、2024年3月までの期間限定で、35,000ユーザーを上限に、Jira SoftwareライセンスにJira Work Managementライセンスが同梱されるオファーが発表されました。

Jira Work Managementは、営業やマーケティングなどのビジネスユーザーに対して当社が提供しているプロジェクト管理ツールで、非技術者にとって親しみやすいインターフェースや項目で業務やプロセス、タスク等の進捗管理ができるようになっています。

Jira Software と Jira Work Management を一緒に使用することで、開発部門とビジネス部門のコラボレーションを効率化し、常に同期をとりながら製品や機能を市場に送り出し、販促することができます。プロジェクト横断的なダッシュボードやレポートを使用して進捗を可視化したり、当社または他社の提供する統合機能を通じて、異なるツールを連携したりすることができます。

Jira Softwareを導入済みまたはこれから導入を検討されている皆様で、非技術部門との連携を模索されている方は、この機会にビジネス部門へのプロジェクト管理ツール導入を勧めてみてはいかがでしょうか。

実績を積んだユーザーのノウハウが満載の新テンプレート

成功している他社がどのようにJiraを使いこなしているか、気になったことはありませんか?

用途別に素早くプロジェクトを立ち上げる手法として用意されているプロジェクトテンプレートに、新たにお客様が設計されたカスタマーテンプレートが加わりました。

カスタマーテンプレートには、実際の現場で使い込まれて洗練されたカスタムワークフローや、自動化、マーケットプレイスのアドオンなどが予め含まれているため、ノウハウの詰まったプロジェクトをすぐに立ち上げ、活用することができます。


Unleashの基調講演では、製品の最新情報だけでなく、Agile & DevOpsソリューションに関するさまざまな情報アップデートがありました。また、会場限定のセッションを含めてすべてのセッションのアーカイブ動画は、2月13日よりイベントWebサイトで公開される予定です。お時間がある時にご覧ください。

Atlassian Presents: Unleash 基調講演アーカイブ動画