ローマは一日にして成らずとは言いますが、今こそアトラシアンの最高のイノベーション、製品機能、仕事環境の改善を進めるときです。
四半期に一度、当社は ShipIt というハッカソンを 24 時間開催しており、そこでは素晴らしいものを作り上げるためにあらゆる題材について話し合います。それは当社の革新文化を体現しているものであり、「自分自身が変化の原動力になる」という聖なる企業価値に重点を置いています。
多くの企業が革新について議論しますが、それは技術チームにフォーカスを当てたものになっています。ShipIt ではエンジニアリングやデザインから法務や金融までのあらゆる部署の人たちで特別なチームを作り、革新を進めるために協力しています。これはとてもワクワクすることです! 私たちはアイデアを追求するスリルに時間を割いて、普段の業務では関わりのない人たちと協力しています。ShipIt のおかげで会社全体の仲間意識が生まれ、当社製品、運用、工程に創造性を注ぎ込むことになります。
アトラシアンの多くの社員が ShipIt のことを「チャンスの 24 時間」と呼んでいます。参加者は、先週雇用されたばかりの社員から上級幹部や CEO まで、アトラシアンのあらゆる階層の社員です。そして、日々の問題を見つけて解決するという共通の課題が私たち全員に与えられています。各プロジェクトは技術的でも非技術的でもあり、あらゆる形態や規模で、小さなチームにも会社全体にも適用できるものになります。
きちんとした決まりは意図的にほとんど作らず、私たちが望むものは何でも掘り下げ創造できるだけの自由を持たせています。これまでの実績としては、アトラシアン基金向けに倫理にかなった衣類を定め、最近移住してきたアトラシアン社員向けの国外居住ガイドを作成し、さらにJIRA、HipChat、Confluence などの当社が顧客に提供する人気サービスに数え切れないほどの貢献をしています。最も急成長を遂げている製品の一つ JIRA Service Desk さえも、最近 ShipIt から生まれたものです。
ShipIt の背景にある方針は当初から変わっていませんが、その規模は劇的に変化しています。最初の ShipIt では 14 人の開発者が 1 箇所に集まりましたが、ShipIt 33 は過去最大規模となり、8 の事業所、300 のチーム、1,000 人を超えるアトラシアン社員が集まります。今回の ShipIt は、今週木曜日にシドニーで開始して、金曜日にサンフランシスコで締めくくります。そして今回は初となるグローバルファイナルで、各事業所からシドニーへ決勝進出者を送ります。
どのような優れた新機能、画期的な製品、日常業務の改善が ShipIt 33 で見られるかは分かりません。しかし、私たちはそれらが会社や顧客体験、そして最終的には私たちの周りの世界までより良いものにすることを知っています。革新を遂げる会社において同僚たちから勝ち抜くことは、ここでは軽く扱われることではありません。
最近の ShipIt に注目してこのページをご覧いただき、皆さんの企業で実施する方法をご確認ください。さあゲームを始めましょう!
*本ブログは Atlassian Blogs の翻訳です。本文中の日時などは投稿当時のものですのでご了承ください。
*原文 : 2015 年 12 月 9 日投稿 "Atlassian's ShipIt – the first and only hackathon for technical and non-technical teams"