本投稿は、こちらに掲載されている英文ブログの翻訳です。万が一内容に相違がある場合は、原文が優先されます。
世界中のお客様へ選択の幅とセキュリティの強化を提供するアトラシアンクラウドの主要なアップデートについて、最新情報を公開できることをとても嬉しく思います。
今回発表する新たなアップデートは以下の通りです:
- 高度な機能とサポートを提供する新プレミアムプラン
- Jira Software、Confluence、Jira Service Desk、Jira Coreにおける新無償プラン
- アカデミックおよび非営利団体向けの割引
- コントロール、セキュリティ、信頼性を強化する新ツール
アトラシアン製品は、世界における150,000社以上のお客様にとって必要不可欠な存在となっており、Costco、Delta Airlines、Office Depot および Visaなどを含む Fortune 500 企業の83%を支えていることを誇りに思います。Fortune 500企業のお客様については、全てのお客様がクラウド製品を少なくとも1つ以上ご利用になっていて、日々他の企業がそれに続いています。
お客様自身、未来はクラウドにあると見ていることは明白であり、継続してアトラシアンを信頼できるパートナーとして選択頂いています。実に新規のお客様の9割以上が、クラウド製品から弊社製品の利用を開始されています。
今日発表するアップデートは、規模や業界、場所に関係なく、仕事を遂行するために必要な機能を提供するために設計されたものです。またこの変更により、クラウドへの移行を支援し、データの制御とセキュリティが向上します。
非常にエキサイティングなひと時です。アトラシアンのクラウドジャーニーは今に始まったのではなく、10年以上にわたって世界一流のクラウドソフトウェアを提供してきました。このプラットフォームにおける主要なアップデートは、当社のクラウドへの注力と将来の戦略を再確認するものです。
アトラシアンに依存する多くのお客様のために、私たちは一丸となって、成長と成功の次のフェーズを構築することに取り組んでいます。お客様、そして私たちにとっての未来はクラウドにあります。
今回のエキサイティングな変更の詳細については、以下をご覧ください。
選択肢と機能を拡大する新クラウドプラン
本日発表するアトラシアンクラウド製品に関する4つの新たな価格およびパッケージングプランは、サービス範囲に奥行きと幅を追加します。これらのプランは、あらゆるお客様のユースケース、業界、業種および市場に対して最適化することを可能とし、ニーズに見合う価格と機能で、形態や規模、規制環境が異なるお客様のビジネス活性化を実現します。
新価格とパッケージングプランは以下の通りです:
- Premium:数週間前に提供を開始したCloud Premiumは、Jira Software および Confluence にてお使い頂くことができます。間も無く、Jira Service Deskにおいても提供が予定されています。Premium は、より高度な機能と99.9% のアップタイム SLA、無制限のストレージ、プレミアサポートを通して、チームが確実にスケールすることを可能にします。
- Free:今後数ヶ月のうちに、Jira Software、Confluence、Jira Service DeskおよびJira Coreの無償エディションの提供を開始します。これまで無償版を提供してきたTrello、Bitbucket、およびOpsgenieに新たな製品が加わり、チームコラボレーションに必要とされる基本機能を、小規模なチームを含むあらゆるチームに提供することが可能になります。
- アカデミックおよびコミュニティ:教育機関および非営利団体に対して、クラウド製品の割引提供を開始いたしました。教育機関は50%、非営利団体は75%割引でクラウドサブスクリプションを利用することが可能です。詳細はこちら(英語)をご覧ください。
エンタープライズレベルのクラウド制御と可視性
アトラシアンは、特に急速に成長している複雑かつ高度に規制されたお客様にとって、制御と可視性がいかに重要であるかを理解しています。コンプライアンス要件を先取りすることで、イノベーションを迅速、効率的、効果的に提供できるかどうかが決まります。
そのため、エンタープライズクラスのセキュリティおよびデータプライバシーに関するいくつかの新しいアップグレードを発表します。
更新に含まれる内容は以下の通りです:
- データの格納場所に関するコントロールをより必要とするお客様に向け、アトラシアンクラウド製品のデータの格納場所に対する制御を可能にします。クラウドサービスの利用を開始される際のデータ格納要件を満たすため、グローバルなフットプリントのどこにコンテンツを保存するかを近いうちに選択できるようになります。
- 保管中および転送中のデータ暗号化により不正アクセスを防止し、監査された権限管理にもとづいて適切なロールおよびサービスのみが暗号化キーのデータにアクセスできるようにしました。
- カスタムドメインで製品へのアクセスをカスタマイズ: お客様のブランドの統一やエンドユーザーの利便性のため、Jira および Confluence クラウドサイトのURLを完全にカスタマイズする機能を提供します。 早期アクセスプログラムは、Jira をご利用のお客様から、2020年の早い段階で開始されます。
- 当社製品とサービスに関する最新のセキュリティ、信頼性、プライバシーおよびコンプライアンスロードマップをお客様に提供するAtlassian Trust Centerを公開しました。
Atlassian Access: セキュリティと一元管理のための新機能を提供
1年ほど前にリリースしたAtlassian Accessは、組織内で利用されているすべてのアトラシアン製品の一元管理を支援する司令塔です。コンデナスト、プロクター & ギャンブル、Zoom などといった企業が、管理やセキュリティを一元化するために利用されており、データの保護、オンボーディングプロセスの改善、エンドユーザーが業務を行うために必要なツールに簡単にアクセスできるようにするために不可欠となっています。
当社はAtlassian Accessに対して、ID、データ消失防止、不正なアクティビティの検出に関する機能を拡張するなど、アトラシアンクラウド製品とお客様がご利用になっているその他のIDやセキュリティツール間のワークフローをより良いものにするため、一生懸命に取り組んできました。さらに、監査ログや分析を通して、管理者により高い可視性とコントロールを提供します。
更新内容には、以下が含まれます:
- Google Cloud IdentityおよびMicrosoft Active Directory フェデレーションサービス(ADFS)との接続:Atlassian Cloud 製品を、SSOのためにMicrosoft ADFSと、またSSOおよびユーザーのプロビジョニングのためにGoogle Cloud Identityと統合できるようになりました。
- CASBプロバイダーを使った高度なクラウドセキュリティ:データ消失の防止や不正なアクティビティの検出などに特化したCASB(Cloud Access Security Broker)プロバイダーと、Accessの機能を間も無く統合します。年内には、McAfeeやBitglassといったパートナー企業と早期アクセスプログラムを展開する予定です。
- 監査ログで可視性を向上: 製品横断の監査ログによって、調査プロセスの簡素化や説明責任の確保、企業やサードパーティーのポリシーに準拠することができます。
- 組織インサイトから製品利用状況に関する識見を得る: 間も無く、組織内でのアトラシアンクラウド製品利用状況をより良く把握できるようになり、研修や請求管理などに役立てることが可能になります。早期アクセスプログラムは、年内の開始を予定しています。
お客様のクラウドジャーニー実現へ
ガートナー社の推定では、2023年までに80%の企業がクラウドでコラボレーションするようになると言われていますが、アトラシアンのお客様は既に順調にこの道を進んでいます。
より多くの企業がクラウドへの進出を検討するにつれ、自社管理のオンプレミス環境を利用されている当社のお客様からも切り替えのご要望をいただくようになってきています。昨年だけでも、サーバーからクラウド製品への移行が66%増加しました。 これには、BP、Nordstrom、MassMutual、7-Elevenなどの企業が含まれており、何千人ものユーザーをアトラシアンのクラウドに移行しています。
お客様のクラウドジャーニーをサポートするため、移行を支援する新しいプログラムとツールを発表します。新プログラムとツールには以下が含まれます:
- Cloud Migration Assistant: これらのツールは、最も人気のある2製品、ConfluenceとJiraについてクラウドへの移行をスムーズにします。現在Confluence向けのツールが提供されており、Jira向けは今年後半に提供する予定です。
- クラウド試用ライセンスの延長: お客様がご自身のペースで移行を進めることができるよう、クラウド製品の試用期間を廃止します。サーバー製品ならびにData Center製品をご利用のお客様は、残存する保守またはサブスクリプション期間内において、スタンダートおよびプレミアム両方のクラウドプランを無償で試用してデータのインポートなどをテストし、クラウドに移行することが可能になります。
- Cloud Roadmapで透明性を向上: 今日のテック企業が滅多にやらない事ですが、クラウドプラットフォームのロードマップを一般に公開しました。ロードマップ提供の目的は、将来を一緒に計画する方法について、お客様により良い洞察を提供することです。
- 新たなチャネルパートナー向けインセンティブ: お客様のクラウドジャーニーを支援するには、パートナー企業の活性化なしには成し遂げられません。当社特有の販売モデルは、アトラシアン製品の成長と採用拡大について、企業の黎明期よりソリューションパートナーの果たす役割に大きく依存して参りました。それは今日でも変わりありません。そのため、よりクラウド販売モデルを通してパートナーを活性化できるよう、新しいインセンティブの仕組みを通して当社のクラウドファーストなアプローチをソリューションパートナーにも拡大しました。お近くのパートナーを見つけるには、パートナーディレクトリをご覧ください。