現在スペインのバルセロナには、1,500名を超えるお客様やパートナーが集まり、製品アップデートやベストプラクティスなどを話し合うアトラシアンヨーロッパサミットが開催されています。このブログでは、本日発表があったクラウド製品の最新ニュースについてお知らせします。
Bitbucket Cloudの進化し続けるコードレビュー
Bitbucket Cloud は、コードレビューをモダン化するためにそのプルリクエスト機能を一から再構築しました。プルリクエストのナビゲーションおよびUIを再設計し、よりナビゲーションやコラボレーション、効率的なレビューがし易くなりました。ユーザーテストを実施した結果、新しいUIによってレビューアーが承認にかかる時間を21%削減できることが確認できました。
コード・ファーストな単一ページのデザインは、アクティビティフィードを閲覧するよりも早く必要な情報を見つけるのに役立ちます。新しいコードレビューは、今月中に試していただくことができるようになる予定です。
Jira Softwareと統合された Bitbucket Pipelines
Bitbucket Cloudに搭載された継続的デリバリーツール、Bitbucket Pipelines がJira Softwareと統合され、開発からリリースまでの継続した可視性をあらゆるチームに提供します。これにより、Bitbucketデプロイメント ダッシュボードから、各デプロイメントに紐づくJiraの課題を確認することができ、頻繁なデプロイに必要な情報を入手することができます。また、近々BitcubucketのビルドやデプロイメントステータスをJira Softwareから確認できるように統合を拡張し、PM、サポート、QAやマーケティングを含むチーム全体が、どの機能がリリースされ、どの機能がテスト中、あるいはステージング環境にあるかなどをトラッキングできるようになります。より詳細については、こちらをご参照ください(英語のみ)。
再デザインされたJira Service Desk Cloud
Jira Service Desk Cloud には、一流のサービス体験を提供するためのいくつかの強化がなされています。多くのお客様からのフィードバックを得て、より容易なセルフサービスを実現するためにヘルプセンターを再設計しました。
ナレッジが前面と中央にあることにより、お客様は自分で関連するナレッジベース記事を参照し、答えを見つけることができます。それでも質問がある場合にも、読みやすくなったカードや使いやすい検索、直感的なドロップダウンメニューなどを通して容易にリクエストを提出することが可能です。 これにより、問い合わせ数の削減と、より適切なリクエストの受付が実現できます。
さらに、よりサポート体験を改善するため、エージェントはナレッジベースをJira Service Deskから管理することができるようになりました。また、Jira Service Desk for Mobileによって一流のサービス体験をデスクトップを超えて提供することが可能です。エージェントはキューの最新状況を確認したり、緊急な課題に対して移動中に対応することができ、いつでもどこでも品質の高いサービスをお客様に提供することができます。
Slackとの継続的なパートナーシップ:Confluenceとの統合
私たちとSlackとのパートナーシップは、アトラシアンのコラボレーション製品とSlackのコミュニケーションプラットフォームを合わせた優れたソリューションをお客様に提供できます。既に提供されているJira、Bitbucket、Trelloとの連携アプリに加え、本日新たにConfluence Cloud app for Slack を発表しました。Confluence Cloud app for Slackは、Slack内からConfluenceの作業を把握できる場所を提供します。
新しいアプリは、以下のような機能を提供します:
- Confluence上のスペース、ページまたはブログの変更を確認するため、カスタマイズされたより詳細な通知を受け取る
- チャンネルで共有されたページやブログ、コメント等のリンクに関するプレビューを閲覧する
- コメントに返信したりページをリンクするなど、Slackからコンテンツに対してアクションをとる
Atlassian Cloud が Jira および Confluence でユーザー数上限を引き上げ
Jira および Confluence Cloudライセンスの上限を2,000ユーザーから5,000ユーザーに引き上げることにより、よりエンタープライズレベルの企業や組織に利用しやすくなりました。現在、早期アクセスプログラムの一環として、クラウドサイトに5,000ユーザーまでユーザーを追加することが可能となっています。また、より大規模なお客様にとっての使い易さ、スピード、セキュリティ要件を満たすべく、クラウド製品のプライバシー、パフォーマンスおよび管理に関する改善も行なっています。
詳細については、ぜひストリーミングビデオをご覧ください。