既成概念に囚われず、チームの仲間と一緒に斬新なアイデアを生み出す
破壊的ブレーンストーミングは、チームの動きが停滞した場合に従来の思い込みを壊し、創造力を高めるツールです。この方法では、破壊のカードを使用して、新しいアイデアを生み出す際にチームが気を付けるべき制約に焦点を当てます。このテクニックと破壊的ブレーンストーミングのテンプレートを使用して、チームと共に斬新なアイデアをすばやく生み出しましょう。破壊的ブレーンストーミングのプレイブックで、セッションの進め方についての詳細をご確認ください。
ブレーンストーミングを始める前に、ブレーンストーミングセッションの目標を具体的に決めることから始めましょう。解決しようとしている問題は何です か? プロジェクトリードに相談し、チームが何に行き詰まっているか、ブレーンストーミングセッションのメリットは何かを知っている関係者にアドバイスを求めます。テーマが決まったら、セッションのスケジュールを組み、参加者全員がセッションの流れを事前に把握できるよう徹底します。
チームに、解決しようとしている問題に対するあらゆる解決策を出してもらいます。条件に囚われず、思いつくまま案を出しましょう。ここでの目標は、それまでの思い込みを打破し、自由な発想を促すことにあります。アイデアを 1 つずつ付箋に書き、ホワイトボードを活用して考え、コラボレーションします。
アイデアが充分に出たら「破壊のカード」でアイデアを間引き、セッションの残り時間で考えを組み立てます。「破壊のカード」で、自分たちのテーマに新しい変数が加わることで、セッションに刺激を与えて刷新できます。10 分に 1 枚ずつ新しく「破壊のカード」を加え、毎回、アイデアを間引きます。最後には、ふるいにかけられた優れたアイデアのみが残ります。
ブレーンストーミングのセッションを終えたらアイデアを整理し、今後数か月でチームが取り組むことのできるテーマを設定します。チームでフォローアップし、皆で各テーマの責任者を決めます。アイデアをテンプレートで記録し、チームのバックログに各テーマを Jira の追加課題として設定し、結果の追跡 や成功の測定ができるようにします。