Belong + Atlassian
切り替えの後は、完全にシームレスになりました... 非常に直感的で、それが仕事の流れを改善する上で本当に重要なポイントになりました。
Lambros Kallianiotis
CTO
業界
電気通信
場所
アジア太平洋
ユーザー数
500
アトラシアン製品
使用しているアプリ
ソリューション パートナー
Belong のアトラシアンへのシームレスな移行
この通信会社にはすでに強固なチーム文化とワークフローがありましたが、これをさらに強化し、新しいツールセットに移行しました。
Belong は平均的な通信会社とは大きく異なり、Telstra の子会社として、シンプルで低コストのプランを求めるお客様を支援するために 2013 年に設立されました。
Belong の核となる哲学は、インターネットとモバイルの各サービスは手頃な価格で使いやすいものでなければならないというものです。お客様と環境の両方のために行動することによって、世界をよりインクルーシブな場にすることを使命としています。また、同社はオーストラリアで最初に認定されたカーボン ニュートラルなモバイルおよびインターネット プロバイダーでもあります。
Belong はリーンかつアジャイルな会社であり、機能の構築とともに急速に成長しています。その成長には、大胆な考え方と、従業員の働き方を変革する意欲が必要とされました。過去、Belong のエンジニアリング責任者を務め、現在は CTO である Lambros Kallianiotis 氏は「過去 3 年間、私たちはテクノロジー、人、働き方の全面的なデジタル変革を進めました」と述べています。
Belong は、持続的に規模を拡張するために優れたフレームワークを求めていました。その主なニーズの一つは、機能開発から生産インシデントまで、各チームが何をしているかを完全に可視化できる柔軟なソフトウェア ソリューション、そしてその作業を管理し、チーム間のフローを最適化する方法でした。
アトラシアン製品への移行とグローバルなプロフェッショナル サービス企業である Accenture の支援により、Belong は変革への行程を進めながら、チームとそのチームが使用するソフトウェア間の生産性とコラボレーションを最大化できました。また、ダッシュボードとレポートの大幅な改善により、各チームの業務に対する自主性とオーナーシップが高まり、その努力が会社の全体的な使命と結果にどのように貢献しているのかを深く理解できるようになりました。
アトラシアンでの統合を選択する際、ツールそのものだけでなく、そのツールを使う人のことも考慮しました。それが私たちの意思決定の決め手となりました"
Hamdam Bishop
テクノロジー オペレーション リード
効果のあるものを選び、それを改善する
Belong の分散型モデルは、開発チームと運用チームの働き方に独特のものが要求されています。つまり、基本的に「構築した者が運用する」というものです。新しい機能や製品を開発するチームは、その機能や製品を生産全体にわたって管理する継続的な管理者としての責任を負います。サービスの提供は顧客を中心とし、アジャイルな働き方に沿って自動化したものでなければなりません。
テクノロジー オペレーション リードの Hamdam Bishop 氏は、次のように述べています。「私たちのチームは機能を構築し、新製品の提供に忙しく取り組んでいますが、同時に生産もサポートしています。チームが使うツールは、本当に簡単かつ直感的で、その働き方に統合されるものにしたかったのです」
チームはすでに Confluence と Jira を使用していましたが、その機能のほんの一部しか活用できていませんでした。一部のチーム プロセスにはアトラシアンを使用し、他のプロセスでは異なるさまざまなツール (IT サービス管理など) に依存していたため、ワークフローが分断されていました。Kallianiotis 氏によると、その時点のシステムは直感的ではなく、チームの主な課題に対する解決策が提供されず、使いにくく高価だったとのことです。
Belong の経営陣は、大規模な再投資によって社内で真のデジタル変革を推進し、チームが必要とする柔軟性と情報を得られるようにする必要性を認識していました。彼らがソリューションを選ぶ際に最も重視したのは、チームが業務を続けながら、リーンに成功できる方法を見つけることでした。
Belong のデリバリー & トランスフォーメーション責任者である Andrew Purcell 氏は、「お客様に成果をもたらすには、チーム間で行われるコラボレーションと計画が不可欠です」と述べていますが、Bishop 氏は次のように付け加えています。「アトラシアンでの統合を選択する際、ツールそのものだけでなく、そのツールを使う人のことも考慮しました。それが私たちの意思決定の決め手となりました」
アトラシアンによる標準化の理由
Belong は Jira Align を採用し、Jira の使用だけでは不可能だった包括的なロードマップ ビューによる社内のチーム全体での可視性の向上、依存関係の理解、リスクの統合、各プログラムで実現される価値の追跡を可能にしました。これにより、分断されていたプランニング ボード、アドホック レポート、手動での抽出をデリバリー プランのための信頼できる単一のデジタル情報源に統合し、製品管理のリーダーが OKR (結果) をエピック (アウトプット) と整合させ、すべての作業のロードマップを可視化できるようになりました。
Purcell 氏は次のように述べています。「製品チームが使い慣れているツールセットで作業を続けられるようし、同時に製品と組織のリーダーに対してすべてのミッションを包括的に可視化することが、行動を起こすための貴重なインサイトを得るための鍵となりました」
Bishop 氏は、Belong が Jira Service Management の運用オプションを評価したとき、これは会社が必要としているものに最も適したツールだったと述べています。Belong はすでにいくつかのアトラシアン製品を開発とエンジニアリングに使用していたので、さらに関連ツールにも使用を拡大するのは理にかなっていました。使い慣れている確実な基盤があれば、統合が容易になり、チームがアトラシアンの結合プラットフォームで提供されるツールにも慣れやすく、習得も容易になります。
Bishop 氏は次のように述べています。「アトラシアンのプラットフォームは、私たちの働き方に合わせたカスタマイズや調整が可能なことがわかりました。それは非常に重要なポイントでした。自社プロセスを調べ、次にこのプロセスをサポートし、強化し、実現を可能にするツールは何かを検討しました」
一部のソリューションでは、チームが解決したい問題に対処するには 3 つか 4 つのツールが必要でしたが、アトラシアンならワークフローを組み合わせてコンテキストの切り替えを最小限に抑え、最終的に時間を節約できるため、チームがより付加価値の大きい作業に時間を充てられました。結局のところ、Jira Service Management への移行は約 1 年で元が取れました。
チームの成果が拡大しており、チームもリリースの頻度を高められていることに満足しています"
Lambros Kallianiotis
CTO
スムーズな移行の管理
Jira Align を採用し、Jira Service Management への移行を決定した Belong は、グローバルなプロフェッショナル サービス企業であり、ソリューション パートナーでもある Accenture と協力し、Belong のアジャイル プロセスを統合し、従来のツールセットからアトラシアン製品にシームレスに移行しました。
Accenture のテクノロジー リードである Nick Howard 氏は次のように述べています。「いかにテクノロジー ツールセットが Belong の働き方をサポートするか。これこそが大変重要なトピックで、チーム全体の日常業務に当てはまるのです。Jira のバックログ アイテムを Confluence に直接接続するなど、さまざまなことが可能になるため、トレーサビリティが向上し、透明性が促進されます。それがアトラシアンのテクノロジーが企業文化をサポートする方法でもあるのです」
移行をできる限り効率的に進めるため、Accenture は、トレーニング、課題に対する解決策のブレインストーミング、場合によっては「試行錯誤する」アプローチを通じ、あらゆる組織レベルの Belong チームがアトラシアン製品の最も効果的な使い方を学べるように支援しました。
Howard 氏は、Belong と Accenture がパートナーとして協力し、移行に関するお互いの考えを試したことが、移行を成功させる鍵だったと述べています。
このアプローチは成功しました。
Kallianiotis 氏は次のように述べています。「膨大な準備作業が必要でしたが、切り替えが完了してみると、完全にシームレスになっていました。チームは自然に習得しました。Jira Service Management は、私たちが得られる可視性と指標を大幅に改善してくれました。また、非常に直感的なため、業務のフローを改善するために欠かせない鍵にもなりました」
Purcell 氏は「Jira Align は、既存のツールやプロセスを中断せずに強化することによって、当社のアジャイルな働き方の継続的な向上を加速させてくれました」とも述ベています。
いかにテクノロジー ツールセットが Belong の働き方をサポートするか。これこそが大変重要なトピックでした... Jira のバックログを Confluence に直接接続するなど、さまざまなことが可能になるため、トレーサビリティが向上し、透明性が促進されます。それがアトラシアンのテクノロジーが企業文化をサポートする方法でもあるのです」
Nick Howard
Accenture テクノロジー リード
つながったチームとして価値を提供する
アトラシアンのプラットフォームで標準化されたことで、Belong のチームは組織の目標を簡単に確認し、それを部門レベルのプロジェクトやチームが取り組んでいること、さらには個人がしていることに結び付けられるようになりました。これにより、チームとその各メンバーは、適切なことに労力を割き、自分たちの仕事がビジネスの成果にどのようにつながるのかを確認できます。可視性が向上したため、チーム メンバーは企業の意思決定の背後にある考え方、およびその決定の結果をより深く理解できるようになりました。それは当然、会社にとって有益なことですが、従業員の各自の仕事への満足度向上にも役立ちます。Kallianiotis 氏は「チームの成果が拡大しており、チームも出荷の頻度を高められていることに満足しています」と述べています。Belong は、アトラシアン製品を使用することによって、チームが何をしているのか、それがどのように戦略的イニシアチブにつながっているのかを明確に伝えられるようになりました。
企業構造の上層部、Bishop 氏、Purcell 氏、Kallianiotis 氏もアトラシアンが可視性、満足度、生産性を高め、潜在的な成長分野を特定する能力が向上したことに同意しています。
ツールよりも人を優先する
Belong の経営陣は、選択したツールがチームの仕事にどのように適合するかに常に焦点を当てており、その逆ではありませんでした。人材とプロセスに重点を置き、さらに十分な教育とトレーニングを行ったことで、組織全体の変更管理プロセスがスムーズになりました。そして、アトラシアン製品のつながりのあるプラットフォームを選択したことが、Belong の変革を成功へと導きました。
関連ストーリー
Domino's
Domino's の IT リーダーは、アトラシアンで DevOps を効率化しています