Close
矢印のループ

アジャイルコーチ

アジャイル開発に本当に役に立つアトラシアンの特製ガイドです。

トピック一覧
アジャイルの矢印

Jira を無料で今すぐ開始しましょう

組織独自のアジャイルへの道のりを加速し、重要な業務を進めましょう。

アジャイル方法論とは

アジャイル方法論は、プロジェクトをフェーズに分割し、継続的なコラボレーションと改善を重視するプロジェクト管理アプローチです。チームは、計画、実行、評価のサイクルをたどります。

アジャイルのトピック

[続き]

従来の「ウォーターフォール」アプローチでは、プロジェクトに貢献する部門は 1 つだけで、完了後はそのまま次の貢献者に丸投げされるのに対して、アジャイルでは部門を横断してチームが連携する必要があります。チームメンバー間での開かれたコミュニケーション、コラボレーション、適応、そして信頼がアジャイルを支える柱です。通常、プロジェクトリーダーやプロダクト所有者は提供する作業を優先して考えますが、チームは作業の進め方を決定し、個々の小さな作業とその割り当てを行う主導権を握ります。

アジャイルを定義するのは、一連の儀式や特定の開発テクニックではありません。アジャイルとは、定期的なフィードバックサイクルと継続的な改善に対する取り組みの方法論をまとめたものです。

アジャイル開発の例|アトラシアンアジャイルコーチ

The original Agile Manifesto didn't prescribe two-week iterations or an ideal team size. It simply laid out a set of core values that put people first. The way you and your team live those values today – whether you do scrum by the book, or blend elements of kanban and XP – is entirely up to you.

アジャイルを選ぶ理由

チームがアジャイルを選ぶのは、年間計画を継続しながら、市場の変化や顧客からのフィードバックに素早く対応できるためです。「適度な」計画と小さく分けたリリース、頻繁なインクリメントによって、チームは変更ごとのフィードバックを収集し、最小限のコストでそれらを将来の計画に統合できます。

しかし、アジャイルで効果が現れるのは数字だけではありません。何よりも働いている人間に大きな影響があります。アジャイルマニフェストにも書かれているように、厳密なプロセスよりも人間どうしの本当の意味での意思疎通が何よりも重要です。事前に定義された約束事よりも、顧客やチームメイトとの協力を大切にします。そして、顧客の問題を解決するソリューションを届けることこそが、きめ細かく書かれた文書よりも大事なのです。

アジャイルチームではビジョンが共有され、チームが最適だと考える方法でそれを実現します。チームはそれぞれ品質、使い勝手、完成度に関して独自の基準を設けます。「完了の定義」によって作業を進めるスピードが決まります。はじめは不安に感じることもありますが、企業のリーダーがアジャイルチームに信頼を置くことで、そのチームはより自由を感じられて上層部の期待に応える (もしくは超える) ために立ち上がるようになります。

アジャイルの過去、現在、そして未来

アジャイルが方法論としての産声を上げたのは、2001 年に「アジャイル マニフェスト」が発表されたときです。それ以来、スクラムやカンバンリーン、エクストリーム プログラミング (XP) など数多くのアジャイル フレームワークが登場してきました。それぞれのフレームワークには、頻繁なイテレーション、継続的な学習、高い品質に関する基本原則が独自の方法で盛り込まれています。スクラムと XP がソフトウェア開発チームに採用される傾向にあるのに対して、カンバンは IT チームや人事チームなど、サービス指向のチームに採用されることが多くなっています。

現在では多くのアジャイル チームが、いくつかの異なるフレームワークの手法を組み合わせて独自の手法を編み出しています。チームによっては、アジャイルの一部の慣習 (定期的なスタンドアップ、ふりかえり、バックログなど) を取り入れたり、新たなアジャイルを実践 (アジャイル マーケティング チームがアジャイル マーケティング マニフェストへ準拠) したりしています。

アトラシアンアジャイルコーチ

未来のアジャイルチームは原則にこだわることなく、独自の有効性を追い求めていることでしょう。優秀な人材を集め、その人材の能力を最大限に引き出したいと考えている企業にとって、寛容さ、信頼、自主性が企業文化において重要な要素になってきています。適切な原則に従えば、実践の方法はチームによって異なっても構わないことをこのような企業はすでに理解してきています。

アトラシアンのアジャイル

アジャイルを実践するチームは、独自のニーズや文化に合わせてその方法を調整する必要があります。実際に、アトラシアンの社内でも各チームが異なる方法でアジャイルを実践しています。

社内の多くのチームがスプリントで作業を整理し、ストーリーポイントで予測を立て、バックログを優先していますが、スクラムやカンバン、その他の方法論の原理主義者というわけではありません。各チームは自分たちにとって最も効果的な手法を選択する自由が与えられています。皆さんも同じ手法を採り入れることをお勧めします。

For example, if you're on a queue-oriented team like IT, kanban provides a solid foundation for your agile practice. But nothing should stop you from sprinkling in a few scrum practices like demo sessions with stakeholders or regular retrospectives.

アジャイルを適切に行ううえで重要なのは、継続的な改善という考え方を受け入れることです。さまざまな手法を試し、チーム内でオープンかつ率直なディスカッションを行います。うまくいったものを採用し、そうでないもののことは忘れましょう。

アトラシアンのアジャイル|アトラシアンアジャイルコーチ

このサイトの使用方法

それぞれのチームが独自にアジャイル手法を確立する必要があると考えているため、細かな手順などの情報はこのサイトには記載されていません。その代わり、反復的に作業を進め、顧客に価値を提供し、継続的な改善を受け入れるための実践的なガイドを用意しています。それを読み、チームで話し合ってニーズに合わせて変更を加えてください。

アトラシアンの高パフォーマンス チーム向けプロジェクト管理ツールである Jira と組み合わせて使えるチュートリアルも用意されています。カンバン ボードの設定や、チームのベロシティ レポートから知見を得るには、このチュートリアルが最適です。

このサイトの情報をぜひお役立てください。

関連リソース