まずは自身の強みと成長分野を評価するところから始めましょう。今のポジションに就いてから成し遂げた仕事を振り返ってみてください。うまくいったことや、改善できることはありますか？それらを分類して、職務内容明細書に記載されているスキルや能力に注目します。

どこから始めてよいかわからない場合は、過去のパフォーマンス・レビューの結果、マネージャーと同僚からのフィードバックを見てみましょう。こうすることで自身の現在の能力を把握し、次のレビュー期間に向けて伸ばしていくべきスキルと能力を特定できます。

次のレビュー期間に向けて 3 個から 5 個の目標を設定します。目標は明確で測定可能かつ現実的なものにし、自身の職務内容明細書に関連するものにします。設定したそれぞれの目標について成否の測定方法を書き出し、必要なサポートを特定するとともに、目標達成に役立つ機会を記録します。

たとえば、スペイン語を学習するという目標を立てた場合、オンライン・クラスを受講して言語スキルを向上させることがあります。成否を測定するには、スペイン語を話す顧客との会話をバイリンガルの同僚に評価してもらいます。

目標達成に向けてマネージャーと定期的に確認ミーティングを持つようにします。ミーティングのたびに、「最終更新日」列の日付を更新し、前回のミーティング以降の進捗を簡単に記入します。何も進捗がない場合でも、その事実を書くことが重要です。こうすることで、自分自身に責任を課せます。

マネージャーが忙しいときは、同僚とミーティングを実施することで目標について定期的に話し合う機会を持てます。こうしたほんの少しの周囲からのプレッシャーが驚くべき効果を生みます。協力してくれた人たちの恩に報いることさえできるかもしれません。