Jira Product Discovery 統合の概要
アトラシアン・エコシステムの一部である Jira Product Discovery を他の Cloud 製品と併用すると、その価値が最大になります。プロダクト・ディスカバリーのプラクティスを最大限に活用するための主な統合のユース・ケースをご紹介します。
すべての Jira Product Discovery 統合の詳細については、当社のドキュメンテーションをご覧ください。
Jira Software
Jira Product Discovery は、まだ構想段階にあるアイデアを扱う場所です。製品チームはすべてのアイデアとインサイトを集め、優先順位を付けて、ロードマップに記載します。Jira Software は、実装することが確定した作業を行う場所です。アイデアはエピックまたはイニシアチブに変わり、エンジニアが取り組みやすいよう分割されます。
Jira Software と Jira Product Discovery をシームレスに双方向に接続することで、製品、技術、ビジネス・チーム間の真のコラボレーションが可能になります。
アイデアをデリバリー・チケットに結び付ける方法の詳細については、ガイドのデリバリー・セクションをご覧ください。
Jira Software と Jira Product Discovery の組み合わせの詳細については、コミュニティ投稿をご覧ください。
Jira Service Management
Jira Service Management を使用して社内のチームや顧客からフィードバック、バグ、機能のリクエストを収集し、インサイトの源として Jira Product Discovery に取り込めます。たとえば、Jira Service Management 経由で顧客からダークモードが欲しいというリクエストを受け取ったとします。そのリクエストをスプレッドシートに記載したまま忘れてしまう代わりに、Jira Product Discovery に取り込めば、インサイトとして活用できます。インサイトをディスカバリー・プロジェクトに取り込むための専用のリクエスト・タイプを設定することをお勧めします。
Confluence
顧客は Confluence と Jira Product Discovery をさまざまな方法で併用しています。
- データ分析、顧客インタビューのメモ、調査概要などを保存します。これらをインサイトとして使用するために、Confluence ページにリンクを追加するか、Chrome 拡張機能を使用してテキストの特定のセクションを強調表示します。
- イニシアチブの戦略文書、製品仕様、またはプロジェクト・ポスターを作成します。これらのページをアイデアにリンクして、視認性を確保します。
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多くの製品マネージャーは、コンテキストのないロードマップを共有したがりません。ストーリーを伝えるために、リンクを貼って Jira Product Discovery ロードマップまたはビューを Confluence ページに埋め込みます。
Confluence と Jira Product Discovery を一緒に使用する方法の詳細を確認するか、Confluence と Jira Product Discovery の使用方法に関するこのデモをご覧ください。
サードパーティ統合
チームは、アトラシアン以外にも多くのツールを使用してフィードバックの収集、ホワイトボード、製品アナリティクスの監視などを行っています。
インサイトを得るためには、ウェブ上で使っている各種ツールからのリンクを埋め込みましょう。また、Slack や Microsoft Teams などのアプリを介して受信したメッセージからアイデアやインサイトを生み出すこともできます。
Jira Product Discovery の API
Jira API を使えば、以下のようなことを今すぐ実現できます。
- Jira Product Discovery のアイデアは Jira 課題なので、Jira Cloud プラットフォームの REST API を使ってクエリできます
- これにより、動的フィールド(例:数式フィールド)を除くすべてのフィールドが返されます。
- ステータス、複数選択/選択、数字、日付フィールドなどをクエリできます。
- アイデアに追加されたインサイトを取得するための公開 API をご利用いただけます
- ビューをクエリするための公開 API はまだサポートされていません。
これにより、アイデアの数、アイデアに取り組んでいる人、アイデアのステータス、プロジェクトに存在している期間、最終更新日を示すレポートを作成できます。