DevOps 文化の構築
DevOps が文化的なシフトであることは間違いありません。アジャイル計画、テストの自動化、または継続的なデリバリーを単に導入すればよいという問題ではありませんが、それらを実践することは確かに重要です。DevOps 文化とは、開発者と運用間で理解を共有して構築するソフトウェアの責任を共有することに関するすべてです。つまり、開発、IT/運用、そして「ビジネス」全体で、透明性、コミュニケーション、コラボレーションを向上することです。
あらゆる大きな変化と同様に、DevOps 文化の構築には不安がつきまとうことはわかりました。しかし、当社の (とお客様の) 経験から、2 つの要素が重要であると学びました。将来に関する明快な予想と心理的に安心できる環境です。これらがないと、チームはミスを犯して苦労する傾向があるだけでなく、ミスから学ばなくなってしまいます。
しかし、ご安心ください。これらの 4 つのプレイを実行すると、チームの DevOps への道のりがより簡単になります。
DevOps 文化の構築に役立つ 4 つの主なプレイ
会社の他部署に所属する同僚とのコミュニケーション、コラボレーション、ブレインストーミングを実践しましょう。
![インターネット経由での接続](https://wac-cdn.atlassian.com/dam/jcr:5a8c1c67-6020-4ebd-951f-e754182f4cc4/rolesandresponsibilities.png?cdnVersion=2567)
役割と責任
現在、開発と運用が緊密に連携しているのなら、誰が何を担当するか明確にし、さらにスキルのギャップを特定するときです。DevOps ジャーニーの早い段階で、またチームのメンバーが変更となるときに常にこのプレイを実行しましょう。
![さまざまな液体が入ったビーカーに試験管の液体を注ぐ](https://wac-cdn.atlassian.com/dam/jcr:d0ee646e-353c-40aa-84a7-02c05d81398d/working%20agreements_newsletter@2x.png?cdnVersion=2567)
作業合意
結束した DevOps チームでも、チーム横断型の作業グループでも、共同作業の方法を明示的に定義していると、チームがより適切に連携できます。このプレイを実行して、6 ~ 12 か月ごとにチームの合意を締結または更新しましょう。
![絡み合った 3 つの円](https://wac-cdn.atlassian.com/dam/jcr:50dfd6a3-29b6-4e56-bef1-1ee0fda11bb6/premortem.png?cdnVersion=2567)
プレモーテム
インシデントの根本原因分析を行うよりもよいことは何でしょうか? リスクを予測すると、時間があるうちに解決できるようになります。プロジェクトの初期段階と大規模なリリース前に、このプレイを実行しましょう。
![時間が逆行していることを示す矢印付きの時計](https://wac-cdn.atlassian.com/dam/jcr:89d9d63a-55e9-4331-b0a4-4e284901c147/retro.png?cdnVersion=2567)
ふりかえり
このクラシックなアジャイル手法は、継続的な改善と学習の文化を作り出すために不可欠です。ふりかえりでは、うまく機能していること、機能していないこと、変更する必要があることを安心して議論するためのスペースを提供します。プレイを定期的に実行してください (隔週または毎月をおすすめします)。
その他のおすすめ
サービスチームヘルスモニター
ヘルスモニターを使用して、パフォーマンスの高いチームに共通する 8 つの要素に照らして自己評価を行い、進捗を経時的に追跡します。
開発、IT/運用、サポート、QA、設計、マーケティング部門に参加してもらい、現在の連携状況について率直に話し合います。
その他のリソース
DevOps 文化の構築は、決して「完了」することがない 1 つのタスクです。
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