アトラシアン、主力クラウド製品を無償提供


企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を支援するソフトウェア企業であるアトラシアンは、リモートワークを支援するため、Jira Software、Confluence、Jira Service DeskおよびJira Coreを含む主力クラウド製品を無償で提供することを発表いたしました。

今回、これらの主力クラウド製品は10名までのチームに対して無償で提供されます。以前よりTrello、BitbucketやOpsgenieなどの製品をあらゆる規模のチームに無償で提供してきましたが、これらのツールが加わることで、チーム・コラボレーションの更なる強化を支援いたします。製品は、ウェブサイト(http://www.atlassian.com/ja/free)よりアクセス頂けます。

2019年9月、主力クラウド製品を10名までのチームに無償で提供することを告知してから、多くの方から好意的なご意見を頂きました。昨今、世界で在宅勤務を推奨する企業が増え、チーム・メンバーがリモート環境で連絡を取り合い作業できる、リモートフレンドリーなチーム・コラボレーションのツールが求められています。それらの声に応え、アトラシアンは、円滑に連携できるリモート・コラボレーションツールを無償提供することで、世界中どこにいても、組織がチーム力を発揮できるように支援いたします。

現在、前例のない事態により人々やチームの働き方が急速に変化しています。状況に応じてリモート環境で働くことは適切である一方、突然、今までのオフィス環境からリモート環境での作業に移行することは混乱を招き兼ねません。そのような混乱を回避するために、企業は独自のDXを推進することが不可欠となります。

アトラシアンは、これまで日本におけるDXの実現を支援してきました。リモート環境でのチームワークを支援するための「リモートワークハブ」(https://www.atlassian.com/ja/remote)を公開し、生産性を高めるチーム・コラボレーションの在り方や無償のクラウド製品に関する情報、そしてSlack、Zoom、DropboxやG Suiteなどのパートナーの提供する、アトラシアン製品と連携可能なアプリケーションにアクセスするリンクを掲載しています。また、ビジネス情報サイト「チームの教科書」(https://atlassian-teambook.jp/_tags/働き方の未来)では、リモートワークをはじめ、働き方の未来など組織力、生産性の向上に役立つ情報を発信しています。

さらに、初等中等教育機関から高等教育機関の教育関係職員に対して「Trelloビジネスクラス」を1年間無償で提供いたします。これにより、休校を余儀なくされている教育機関がスムーズにリモート学習に切り替えられ、秩序を保ちながら、リモート環境でも繋がることができます。

あらゆるチームの可能性を解き放つことがアトラシアンのミッションであり、アトラシアンは、今後もリモート環境におけるチーム・コラボレーションとDXを支援いたします。

※上記でご案内した一部ウェブサイトは現状英語版となっておりますが、まもなく日本語で提供されます。


アトラシアンについて
2002年豪州シドニーで創業。あらゆるチームの可能性を解き放つことを企業のミッションとし、チームによる作業の整理、議論、完遂を支援するコラボレーションソフトウェア開発を手掛けています。アトラシアンの顧客はゼネラルモーターズ、ウォールマートラボ、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、リフト、スポティファイ、NASAなど16万4千社を超えています。顧客企業はプロジェクト管理、コンテンツ作成・共有やサービス管理ツールを利用することでチーム・コラボレーションを実現し、期限内に質の高いサービスや製品を提供することがきています。主要製品はソフトウェア開発チーム向けのオンプレミスおよびSaaSプロダクトで、Jira Software(プロジェクト管理)、Confluence(コラボレーション)、Trello(タスク管理)、Bitbucket(ソースコード管理)、Jira Service Desk(ITSM)などがあげられます。日本法人のアトラシアン株式会社は2013年の設立以来、日本語によるお問い合わせ対応や技術サポートの提供、マーケティング等の業務を行っています。ウェブサイト:https://www.atlassian.com/ja