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スタッフ
3 ~ 6 人
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準備時間
15 分
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所要時間
100 分
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難易度
高
プレイの実施
エクスペリエンスキャンバスを効率的に保つためには、検証する仮説を頭の中で描き、事前に下調べを行ってください。セッションを最大限に活用するには、あらかじめ簡単な調査を済ませておきます。
準備
調査結果をまとめる (15 分)
問題に関する大まかな仮説を導き出すに至った調査や研究のデータを集めます。必要に応じて、資料やヒントになりそうな参考事例を印刷しておきます。
全員が集まる前に、ホワイトボードにキャンバスを描き、記入できる十分なスペースを残しておきます。Confluence でエクスペリエンス キャンバスのページを作成し、プロジェクト スペースに移動することで、セッションの結果を記録できるようになります。
Confluence を使用していなくても問題ありません。エクスペリエンス キャンバスのテンプレート PDF をダウンロードしてください。
ステップ 1
準備する (5 分)
ワークショップの参加者に迎え入れ、セッションに取り組むうえでのルールを説明します。たとえば、ここに傍観者はいません。全員が参加者です。問題そのものと大まかなソリューションに集中してください (まだ細かい内容を気にする必要はありません)。常に顧客を中心に考えてください、といった説明です。
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ヒント
エクスペリエンスキャンバスのワークショップは、オフサイトで一部のチームメンバーで実施します。
ステップ 2
キャンバスを作成する (90 分)
1 ステップで表現できることはまずありません。かなり盛りだくさんの内容になるはずです。
一番上に仮説を記入し、キャンバスの各エリアについて (ほぼ) 順番どおりに作業します。時間に注意してアクティビティを進行させる進行役を指名するとよいでしょう。
作業を進めながら定期的に中断し、すでに記入したエリアについて、まだ発表していない新しいアイデアやインサイトに基づいて調整すべきかどうか、グループに質問してください。このアクティビティは、ガターしないようにバンパー レーンを使うボウリングのようなものです。キャンバスの各エリアは集中するためのガードレールとして機能し、最終的にいくつかピンを倒すまでそのレールの間をぶつかりながら進んでいきます。その過程で編集と選別を行うことで、キャンバスを効率的に保てます。
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サンプル
AUG チームが作業したエクスペリエンス キャンバスをご紹介します。
ステップ 3
次のステップを特定する (5 分)
チームが MVE (最低限必要なエクスペリエンス) を提供し、仮説をテストするために必要なステップを記述し、オーナーを割り当てます。必ず各ステップの期限を記入し、プロジェクトが停滞しないようにします。せっかく完成したすばらしいエクスペリエンスキャンバスを「棚ざらし」にしないようにしてください。
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ヒント
1 回のセッションでキャンバス全体を仕上げようと焦らないでください。それでは結局、収穫の少ないプロセスになってしまいます。1 週間かけることもあれば、さらにそれを反復することもあります。
成果の確認
チームで一通りのヘルス モニター セッションやチェックポイントを実施して、改善しているかどうかを確認してみましょう。
その他のパターン
リーダーシップチーム
このプレイも、チームレベルではなくリーダーシップレベルで検討してください。どのような戦略的仮説をテストしますか。何に大きなリスクを取りますか。組織内の他のチームについても考慮してください。自分が楽になるように最適化するのは非常に簡単ですが、知らないうちに他の人やチームに複雑なことを押しつけて、システム全体がうまく回らなくなるおそれがあります。他のチームもシステムの一部と考えて、必ず考慮に入れてください。目標は、他のチームとうまく調和して機能することです。
サービスチーム
サービスに関する特定の問題が頻発しているときに、エクスペリエンスキャンバスプレイを実施します。チームのサービス指示書でカスタマーサポートに関する特定の問題を扱っていても、別のタイプの問題を扱う必要もあるかもしれません。毎回新たな問題を解決するのではなく、対処療法ではなく、再発しないような解決方法を考えましょう。たとえば、サービスの運営方法についてちょっとした改善策を思い付くかもしれません (まったく新しいサービスをリリースするプロジェクトが浮上する可能性もあります)。
フォローアップ
セッションの終了後、関係者リストの全員にすぐ連絡を取ります。そうすればプロジェクトにできるだけ関心を持ってもらうことができます。プロジェクトの進行に応じて相談する必要がある人は特に重要です。誰かに時間を割いてほしいとき、既にかなり協力したからと断られるのはつらいものです。
エクスペリエンスキャンバスが完成したら、ジャーニーマッピングプレイを実行すると、各タッチポイントで顧客がソリューションとどう関わるのかをよく理解できます。
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この著作物「エクスペリエンスキャンバス」は、strategyzer.com の「Business Model Canvas」から派生したものであり CC BY-SA 3.0 の下で使用しています。この「エクスペリエンスキャンバス」はCC BY-SA 3.0の下、アトラシアンによってライセンスが提供されています。
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