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ロゴ: Lumen
アトラシアン + Lumen

集中力が高まったことで、サイクル期間を短縮し、スループットを 200% 増大できました。つまり、顧客により早く機能を提供できるようになり、顧客満足度が向上しました。

Mai Lian Scarlett 氏
アジャイル変革オフィス担当、前シニア マネージャー

200%

アジャイルと Atlassian Cloud ツールでスループットが増大

Lumen Technologies について:

Lumen は、組織がデータの潜在能力を存分に引き出し、事業運営を変革する画期的なテクノロジーを速やかに導入できるようにし、私たちの日常生活を一変させるデジタル イノベーションを円滑に提供できるよう支援する、多国籍テクノロジー企業です。

業界

インターネット/ソフトウェア

場所

南北アメリカ大陸

ユーザー数

7,000 以上


Lumen がアジャイルと Atlassian Cloud Enterprise で生産性と満足度を向上

課題: 何年もの成長と買収を経て、Lumen のテクノロジー企業では雑多な開発ツール、インスタンス、プロセスが集積した結果、サイクル期間が理想的とは言い難いものになっていました。

ソリューション: Lumen は、作業方法を標準化し、より多くの価値を短時間で提供し、従業員へのサポートを向上させるために、アジャイル変革とクラウドへの移行を開始しました。

影響: アジャイル手法と Atlassian Cloud ツールを利用することで、Lumen は集中力を高め、スループットを 200% 増大し、サイクル期間を短縮することに成功して、従業員と顧客の満足度を向上させました。

効率と満足度を高める

小規模な組織が拡張する際には、プロセスとシステムが瞬く間に「荒野」となり、生産性とイノベーションを妨げます。Lumen Technologies (旧 CenturyLink) は、アジャイル変革とクラウドへの移行を始めたときに、この課題に直面しました。

Lumen には適切な人材が揃っていましたが、急成長中のグローバル企業として、作業方法をモダナイズし、標準化してパフォーマンスを向上させる必要がありました。同社は、アジャイル手法を採用し、Atlassian Cloud ツールに移行することで、プロセスとプラットフォームを改善し、チームの生産性と満足度を向上させることを望んでいました。

アジャイルで可能性を解き放ち、アトラシアンでそれを強化する

2018 年、Lumen は従来の方法論を使用するプロジェクト指向の企業であったため、サイクル期間は理想的とは言えませんでした。同社は、新たな働き方を創出し、より多くの価値を短時間で提供するためのアジャイル変革イニシアチブを立ち上げました。

Lumen は、アジャイルを導入して Atlassian Cloud に移行することで、プロセスを最適化するだけでなく、人を支援することも目指していました。「当社にとって、アジャイル変革とは人々の可能性を解き放つことです。人々の心を本当に結び付けるために、アトラシアンのツールセットを活用して、当社の従業員が行う業務と、それが顧客にもたらす価値を明確にします」と、Lumen のアジャイル変革オフィスの前シニア ディレクターである Mai Lian Scarlett 氏は話しています。

2019 年から 2020 年にかけて、Lumen は変革ロードマップを作成し、パイロットを立ち上げ、従業員にアジャイルに関するトレーニングを行いました。すぐに結果が出た後、2021 年に同社は多数のバリュー ストリームを立ち上げ、DevOps の変革に投資し、組織の新しい分野にもトレーニングを拡張して、事業の拡張を開始しました。連携、コミュニケーション、実行力が向上し続けたため、同社は 2022 年に、製品と IT 以外にもアジャイルを適用し始めると同時に、アトラシアンを「価値創出のアクセラレーター」として使用してツールキットの拡大を始めたと Scarlett 氏は話しています。

当時、Lumen は幅広く買収を行うことで、さまざまな開発ツールとインスタンスを管理しようとしていました。しかし、統合の欠如と一貫性のないデータが、意思決定と効率の妨げとなっていました。「ツール急増の問題を抱える企業があれば、アトラシアンは共通のプラットフォームにツールを統合し、信頼できる唯一の情報源を作成する手助けをしてくれます」と、ディレクターの Rob Mulvaney 氏は説明します。そのために、Lumen のアジャイル変革オフィスは、組織が一から仕切り直し、標準を確立するための統合されたクラウドベースの 1 つのプラットフォームによって一元化するとともに、コラボレーションとアジャイル手法を促進することにしました。

「Jira Service Management は、アジャイル導入における強力な味方であり、当社の作業方法、保護対策、コンプライアンスを強化する有効なエンジンです」

Rob Mulvaney 氏
ディレクター - アジャイル変革オフィス

クラウド移行は標準化と成功を後押しする「有効なエンジン」を生み出す

Lumen は数か月かけて、アトラシアンのツールがデプロイされていたオンプレミス環境と Data Center からクラウドに従業員を断続的に移行しました。このアプローチによって、複数の異なる環境にデプロイされた同じツールを同時に使用することで生じる混乱や非効率性を最小限に抑えることができました。

「Lumen には 7,000 人以上のユーザー、9 つのバリュー ストリーム、約 90 のアジャイル リリース トレイン、そして数百のチームがあります」と、Mulvaney 氏は話します。「平和を保ち、クラウド インスタンスが混乱を極める荒野にならないようにすることが非常に重要です。誰もが良い行いをしたいと思っていても、「良い」の定義は人によって異なります。そのため、標準化し、コンテキストを理解することには大きな価値とメリットがあります」

移行によって、Lumen のチームは、創造性の発揮を阻むことなく、この標準化の取り組みを支援するクラウド コラボレーション ツールすべてを手に入れました。

今では、製品チームと IT チームが Jira を開発とデリバリーのハブとして使用しています。社内が急速に変化していた時期には、これらのツールの重要性がさらに高まりました。「Jira は、Lumen のエンジニアリング チームの基盤であり、信頼できる情報源となっています。データには感情がないので、激動の時代には、Jira ボードとデータを確認して正しい意思決定を行えるのです」と、Mulvaney 氏は話します。

技術チームは Jira を利用していますが、ビジネス チームでは Jira が同じ目的を果たし、アトラシアン スイートへの「入口」 (と Mulvaney 氏は呼びます) としての役割を果たします。さらに、Jira Align を利用すれば、Lumen は実施したすべての作業を会社の戦略的目標に再度結び付けられます。

また、全社の従業員が Confluence を使用して、目標と主な成果などの重要な情報を文書化しました。これが「チーム全員が全体としての目標に向けて足並みを揃える」ために役立ったと Mulvaney 氏は話します。さらに、Jira Service Management では、チームがよくある質問の回答を見つけて、標準化された方法でプロジェクト リクエストを送信できる 1 つの場所が提供されます。Lumen には 7,000 人を超える従業員がいますが、25 人のエージェントは、サービスをサポートするために構築された素晴らしいソリューションのおかげで、全員のニーズを満たせています。

「Jira Service Management は、アジャイル導入における強力な味方であり、当社の働き方、保護対策、コンプライアンスを強化する有効なエンジンです」と、Mulvaney 氏は言います。「チームからは、Jira Service Management の利用を増やし、ワークフローを自律的に制御できる独自のインスタンスを持つことができるとわかったら、独自の Jira サイトを立ち上げたいという要望があがっています」

これらすべてのツールを支えるのが Atlassian Guard です。これにより、権限のあるユーザーがすべてのツールにすばやく簡単にサインインできるようになります。「当社の最大の成果の 1 つは、シングル サインオン プロトコルに Atlassian Guard を統合したことです。今では、個人とチームが文字通りどこからでも接続できます」と Mulvaney 氏は話しています。

これらのソリューションが一体となって、Lumen のチームをつなげ、顧客にさらに大きな価値を創出するのに役立つコラボレーション プラットフォームを提供します。

「アトラシアン ツールはかつては選択肢の 1 つでしたが、今では当社の DNA に組み込まれた作業方法となりました」

Mai Lian Scarlett 氏
前シニア マネージャー - アジャイル変革オフィス

「当社のデジタル トランスフォーメーションのアクセラレーターであり、イネーブラー」

Lumen はまだアジャイルの導入とクラウドへの移行を始めたばかりですが、Scarlett 氏、Mulvaney 氏、Lumen チームの全員がすでに目撃している成果に興奮しています。「当社のアジャイル変革とアトラシアン ツールセットは、組織の文化を大きく変え、私たちが目撃した成果へと導きました。集中力が高まったことで、サイクル期間を短縮し、スループットを 200% 増大できました。つまり、顧客により早く機能を提供できるようになり、顧客満足度が向上しました」と Scarlett 氏は話しています。「アトラシアンとのパートナーシップは、当社のデジタル トランスフォーメーションのまさしくアクセラレーターであり、イネーブラーとなりました。アトラシアンがクラウド プラットフォームで何を実現してくれるか、また Lumen がどのようなソリューションを形成できるかを見るのが楽しみでなりません」

アトラシアンを利用することで、Lumen は、アジリティを犠牲にすることなく、「荒野」になることを防ぐために集中を高め、標準化を推し進めてきました。「変革を成功させるには、一貫した標準化とコンテキスト化が必要です。Lumen はアトラシアンを利用してこれを実現しています」と Mulvaney氏 は言います。Scarlett 氏はこう付け加えます。「デリバリー コミュニティから寄せられたフィードバックは、保護対策と自律性のバランスが取れているというものでした。当社は、透明性を高め、指標を拡大するのにちょうど十分な構造を提供するとともに、チームが「開発者の喜び」を利用するためのある程度の適応性も残しました」

今では Lumen は、アジャイル手法と Atlassian Cloud ツールによって生産性と満足度を大きく高めています。チームはもう、これらのツールなしでは生きられないと Scarlett 氏は言います。「ほとんどの組織にあるのは、キャパシティの問題ではなく、集中の問題です。アトラシアンは、当社の文化の一部であり、従業員の集中力を高め、明確化するための取り組みにも組み込まれています。それが最終的には、顧客にとっても利益をもたらしています。アトラシアン ツールはかつては選択肢の 1 つでしたが、今では当社の DNA に組み込まれた作業方法となりました」

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