Close

英語以外で表示されているこれらの規約は、便宜上のみ提供されている翻訳版です。 訳語の間で不明確さや矛盾が生じた場合、英語版が正式なものとされ、優先されます。

アトラシアン サービス レベル アグリーメント

発効日: 2024 年 6 月 5 日

1. サービス レベル コミットメント

対象となるクラウド製品 (付録 A の表に記載) について、アトラシアンはお客様に以下の月間稼働率を提供しなければなりません (「サービス レベル コミットメント」)。

 

 

クラウド プラン

サービス レベル コミットメント

Premium

99.9%

Enterprise

99.95%

2. サービス クレジット

2.1. サポート資格アトラシアンがサービス レベル コミットメント (「サービス クレジット」) を満たさなかった場合にサービス クレジットを受け取る資格を得るには、お客様は、障害が発生したと思われる暦月の末日から 15 日以内に、すべてのフィールドに完全かつ正確に記入したチケットを https://support.atlassian.com/ja に送信し、ここに示すように、合理的に要求されるその他の情報またはドキュメントを提供しなければなりません。アトラシアンの監視およびログ記録インフラストラクチャは、アトラシアンがサービス レベル コミットメントを満たしたかどうかを判断するための信頼できる唯一の情報源です。

2.2. 発行。アトラシアンがサービス レベル コミットメントを満たしていないことを確認した場合、アトラシアンは、影響を受けたクラウド製品について付録 B に記載のとおり計算されるサービス クレジットを、お客様からの将来の支払いに対して適用します。ただし、お客様のアカウントが全額支払い済みで、支払の延滞や紛争がないことを条件とします。未使用のサービス クレジットについて払い戻しまたは現金への引き換えが行われることはありません。サービス クレジットは、他の Atlassian アカウントまたは製品に移転または適用できません。請求書に適用されるサービス クレジットの合計は、最大でも、その請求書の請求対象期間 (サービス クレジットが将来の支払に適用されるため、影響を受けたクラウド製品が利用不能であった実際の月ではない) に影響を受けたクラウド製品について請求される金額の 100% を超えないものとします。

2.3. リセラーからの購入。お客様が影響を受けたクラウド製品をリセラーから購入した場合、(a) お客様またはリセラーが前述の第 2 条 1 項の定めに従ってチケットを送信し、(b) サービス クレジットは、リセラーのアトラシアンに対する該当する注文に従って、影響を受けたクラウド製品のお客様による利用についてアトラシアンがリセラーに請求する料金に基づきます。アトラシアンは、関連するサービス クレジットを (お客様に直接ではなく) リセラーに対して発行し、リセラーは、適切な数量をお客様に対して発行する全責任を負います。

3. 除外事項

お客様は、(以下に示す) 規約に違反している場合、または関連するクラウド製品をプロビジョニングしていない場合、サービス クレジットの対象になりません。サービス レベル コミットメントの対象に、(a) 本規約で認められていない形でお客様がクラウド製品を利用したこと、(b) アトラシアンの合理的な支配が及ばない不可抗力事象その他の要因 (インターネット アクセスもしくは関連する問題)、(c) お客様の装置、ソフトウェア、ネットワーク接続もしくはその他インフラストラクチャ、(d) お客様のデータもしくはお客様の資料 (または本規約で定義されている、これらに類似する概念のもの)、(e) サードパーティ製品、または (f) アトラシアン メンテナンス ポリシーに定められている計画された定期メンテナンスもしくは合理的な緊急メンテナンスを原因とする範囲の利用不能は含まれません。サービス レベル コミットメントは、(i) サンドボックス インスタンス、または無料あるいはベータ版の製品 (もしくは本規約の類似する概念)、または (ii) 該当するドキュメントにおいてサービス レベル コミットメントから除外される機能に対しては適用されません。

4. 排他的救済

サービス クレジットは、アトラシアンのサービス レベル コミットメントの不遵守に関する、お客様の排他的な救済であり、当社が全責任を負うものとします。

5. 定義

本サービス レベル アグリーメントにおいて未定義で使用されている用語はすべて、本サービス レベル アグリーメント (「契約」) に言及している関連クラウド製品についてお客様とアトラシアンの間で交わされる契約で定められた意味を持ちます。

付録 A – 対象となるクラウド製品と対象エクスペリエンス


 

 

対象となるクラウド製品

対象エクスペリエンス*

Jira (Premium および Enterprise)

  • 課題の表示
  • 課題の作成
  • 課題の編集
  • ボードの表示

Confluence (Premium および Enterprise)

  • ページを表示
  • ページの作成
  • ページの編集
  • ページ コメントの追加

Jira Service Management (Premium および Enterprise)

  • 課題の表示
  • 課題の編集
  • キューの表示
  • ヘルプ デスクからのリクエスト送信
  • アラートの受信

Bitbucket (Premium)

  • プル リクエストの作成
  • プル リクエストの承認
  • プル リクエストの DIFF の表示
  • Git トランザクション SSH
  • Git トランザクション HTTPS
  • パイプライン開始済み**

:
* Bitbucket GIT トランザクションおよび Jira Service Management の「アラート受信」を除き、対象エクスペリエンスには (統合、API コール、モバイル バージョンなどではなく) ブラウザベースのエクスペリエンスのみが含まれます。

** Bitbucket Cloud でホストされるビルドのみ (自社ホスト ランナーを除く)

Opsgenie と Jira Align Cloud は、こちらから別途サービス レベル アグリーメントによって運用できます。

付録 B – サービス クレジット


- Premium プランのクラウド製品 -

毎月のアップタイム率

サービス クレジット*

99.9% 未満 99.0% 以上

10%

99.0% 未満 95.0% 以上

25 %

95.0% 未満

50%

注:
* 影響を受ける対象クラウド製品で発生する月額料金の割合

- Enterprise プランのクラウド製品 -

毎月のアップタイム率

サービス クレジット*

99.95% 未満 99.9% 以上

5%

99.9% 未満 99.0% 以上

10%

99.0% 未満 95.0% 以上

25 %

95.0% 未満

50%

注:
* 影響を受ける対象クラウド製品で発生する月額料金の割合

計算方法

上の表に示す月間アップタイム割合は、該当する暦月の合計時間 (分) に占めるダウンタイム (分) の割合 (以下に定義) を 100% から引いて決定します。この計算は対象となるクラウド製品ごとに個別に行われます。各暦月は UTC タイム ゾーンで測定します。

計算の例

  • 暦月 30 日間の合計時間 (分): 43,200
  • 同月のダウンタイム (分): 60
  • ダウンタイム (分) の割合: 0.138889%
  • 100% から 0.138889% を引き、月間の稼働率は 99.86%
  • この例では、サービス レベル アグリーメントの規約に従い、お客様は、影響を受けた対象クラウド製品の障害が発生した月の月額料金の 10% に相当するサービス クレジットの付与対象になります。

用語の定義

  • 対象エクスペリエンス」は、付録 A の対象となるクラウド製品について指定されます。
  • ダウンタイム (分)」は特定の 1 分間のエラー率が 5 % を超えると発生します。
  • エラー率」とは、特定の 1 分間に、対象エクスペリエンスに対するお客様のリクエストの総数のうち、対象エクスペリエンスがエラーになったお客様のリクエストが占める割合を指します。たとえば、このサービス レベル アグリーメントの規約の対象として、アトラシアンが確認する特定の 1 分間は次のようになります。
    • 対象エクスペリエンスが完全に動作不能であったか、お客様のリクエストを受信できなかった場合、その時間 (分) のエラー率は 100% となります。これは影響を受けたクラウド製品のダウンタイム時間としてカウントされます。
    • 少なくとも 1 件の対象エクスペリエンスに対するお客様からの 100 件のリクエストのうち、10 件に障害が発生した場合、1 分間のエラー率は 10% です。これは影響を受けたクラウド製品のダウンタイム時間としてカウントされます。
    • 少なくとも 1 件の対象エクスペリエンスに対するお客様からの 100 件のリクエストのうち、1 件に障害が発生した場合、1 分間のエラー率は 1% です。これは影響を受けたクラウド製品のダウンタイム時間としてはカウントされません。
    • 1 分間、お客様が対象エクスペリエンスのいずれかに対するリクエストを試行しなかった場合、その 1 分間のエラー率は 0% です。これは影響を受けたクラウド製品のダウンタイム時間としてはカウントされません。

Stay informed

Subscribe to receive notifications from us about updates to our legal terms (including our legal policies) and our list of sub-processors.