Atlassian Intelligence と Rovo

Atlassian Intelligence と Rovo では、オープンソースのセルフホスト型モデルと、サードパーティ ホストのモデルを組み合わせて、お客様、チーム、ワークフローに合わせてパーソナライズされた人工知能のエクスペリエンスを提供しています。

これらの LLM プロバイダーが、お客様の入力および出力を保存したり、そのデータを自社のサービスのトレーニングに使用したりすることはありません。このアプローチでは、プロセス全体を通してデータのプライバシーを優先します。

Atlassian Intelligence を支えるテクノロジーの詳細については、こちらのページをご覧ください。

AI を活用した当社の機能の一部として使用されているモデルには、ユーザーの入力に基づいて回答を生成するものがあり、本質的に確率に基づいています。つまり、トレーニングを受けたデータに基づいて、最も可能性の高い次の単語やテキストを予測して回答が生成されます。

このアプローチにより、これらのモデルは不正確、不完全な、または信頼性の低い動作になることがあります。たとえば、受け取った回答には基になっている内容が正確に反映されていなかったり、合理的なようでも不完全で、信頼すべきでない内容が生成されたりする可能性があります。

お客様には、これらの機能を利用する状況をご検討いただくことをお勧めします。たとえば、人、場所、事実に関する最新かつ正確な情報が必要な場合以外に利用し、受け取った回答を他の人と共有する前にその品質をご確認ください。

Atlassian Intelligence と Rovo は、ユーザーの入力を処理して、ユーザーが要求した出力を提供します。また、LLM がより正確で関連性が高く、コンテキストに応じた回答を提供できるように、ユーザーが閲覧権限を持つサイト内の組織データを処理し、そのデータをユーザー入力に含めることもできます。

当社が利用している LLM プロバイダーが、お客様の入力および出力をサービス向上のために利用することはありません。OpenAI や他の LLM プロバイダーも、お客様の入力および出力を保持することはありません。

アトラシアンでは、LLM プロバイダー向けに実施している制限ポリシーに加えて、プラットフォーム内でのお客様データの使用とアクセスも制限しています。お客様の入力および出力は、個々のカスタマー エクスペリエンスの提供と改善にのみ使用されます。別のお客様のモデルト レーニングに使用されることはありません。

アトラシアンは、ページの要約を表示する場合や、検索履歴を表示するなどの機能を提供する必要がある場合など、待ち時間を短縮するために、入力と出力を一定期間保存する場合があります。各機能でお客様のデータをどのように使用するかについて、詳細は透明性に関するページをご覧ください。

このポリシーに重大な変更があった際の通知を希望する場合は、ここで登録してください。

アトラシアンでは、LLaMa シリーズ、Phi シリーズ、Mixtral のモデルを含む、アトラシアンがホストするさまざまなオープン ソースの LLM と、OpenAI の GPT シリーズのモデル、Anthropic の Claude シリーズのモデル、Google の Gemini シリーズのモデルなどのサードパーティ ホストの LLM を使用して、お客様に最善の成果を提供しています。当社の機能では、動的ルーティングを使用して、各シナリオで最善のエクスペリエンスと精度を提供できるモデルの適切な組み合わせを選択します。

当社が利用している LLM プロバイダーが、お客様の入力および出力を保持したり、サービス向上のために利用したりすることはありません。

いいえ、当社が利用するどの LLM プロバイダーも、お客様が送信するデータや受信する回答を保存しません。

お客様が送信するデータや Atlassian Intelligence および Rovo を介して受信する回答は、LLM のモデルやサービスの微調整や改善には使用されません。サードパーティ ホストのモデルの場合、各データ リクエストは SSL 暗号化サービスによって外部のプロバイダーに個別に送信され、処理されて、アトラシアンに返送されます。

Atlassian Intelligence と Rovo はモデル間の動的ルーティングを利用しており、プロバイダーの選択はサポートしていません。

Atlassian Intelligence および Rovo は、アトラシアンの製品およびサービスのトレーニングにお客様の入力や出力を一切使用しません。これらの機能は、お客様が一緒に作業をしている人、添付ファイルのサイズと種類、提供されたフィードバックなど、お客様が当社の機能をどのように利用したかに関するデータのみを使用します。

お客様が送信するデータや受信する回答は、ご自身のエクスペリエンスを提供するためにのみ利用されます。顧客間でのモデルのトレーニングや、顧客間での共有にそれらが利用されることはありません。

Atlassian Intelligence および Rovo を使用する場合、データは現在のサイトの外部にあるサードパーティの LLM プロバイダー (OpenAI など) に転送され、レスポンスが生成されます。転送されたデータも、アトラシアンの既存のセキュリティ プラクティスに従います。Atlassian Intelligence および Rovo では、各データ リクエストが SSL 暗号化サービスによって LLM プロバイダーに個別に送信され、処理されて、アトラシアンに返されます。

外部 LLM プロバイダーの詳細については、データの復処理者のリストを参照してください。

はい。管理者は、アトラシアンの管理にログインして、個々の製品レベルで Atlassian Intelligence を削除できます。無効化すると、インスタンスに確認フラグが表示されます。詳細については、当社のドキュメンテーションを確認するか、直接サポートに問い合わせてください。

はい、アトラシアン顧客契約は Atlassian Intelligence および Rovo の両方を対象としています。さらに、 プライバシー ポリシー、利用規定、データ処理補遺、製品別規約を含む、参照によりアトラシアン顧客契約に組み込まれるポリシーおよび規約は、お客様による Atlassian Intelligence および Rovo の使用に適用されます。

リクエストがアトラシアンのお客様ご利用規約と一致しない場合は、これらのサービスでは対応できない可能性があります。

Atlassian Intelligence と Rovo では、既存の権限がすべて尊重されます。実際には、ユーザーが受け取る結果はアクセスできるコンテンツによって異なる場合があります。

ユーザーがアクセスできるデータは、作業している製品だけではありません。アトラシアンの製品はつながっているため、ユーザーが Jira 課題や Confluence ページにアクセスできれば、それらのエクスペリエンス全体から情報を引き出して、応答 (または出力) を提供できます。

このポリシーは、Rovo で使用するサードパーティのコネクターにも適用されます。当社のプラットフォームとサードパーティのコネクター ソースで設定されているすべての権限は、適切に設定されている限り尊重されます。

これらの機能は引き続き、LLM プロバイダーに適用される制限ポリシーに加えて、各製品に適用される既存のセキュリティ プラクティスに従います。アトラシアンは現在、アプローチを検証するために SOC 2 および ISO27001 へのコンプライアンスを進めている最中であり、2024 年末までにそれを実現する予定です。

当社の LLM プロバイダーがどのようにプラットフォームを保護しているかについて詳しくは、当社の復処理者のページをご覧ください。

現時点では考慮されません。データ レジデンシーを有効にした場合、対象となる製品データはすべてお客様が選択した地域に引き続き保存されます。ただし、Atlassian Intelligence および Rovo のデータは、サービスを適切に提供するために、その地域以外、特に米国に保存されることがあります。

アトラシアンは、お客様が GDPR および各拠点地域の要件に準拠できるよう支援することをお約束します。すべての製品で現在実施しているように、アトラシアンはプライバシー ポリシー、データ処理補遺、GDPR に対する取り組みに従って、Atlassian Intelligence および Rovo のデータを処理し、送信します。

Atlassian Intelligence および Rovo が使用するシステムやサービスの多くはこれらの認証を取得しており、同等の社内ポリシーと標準に準拠していますが、これらの機能自体はまだ SOC 2 や ISO 認証に関する外部評価を完了していません。年末までにこれらの機能を標準監査証明書報告サイクルに追加することを目指しています。

いいえ、現時点では、Atlassian Intelligence および Rovo は HIPAA に準拠しておらず、当社の BAA (ビジネス アソシエイト契約) にこれらの機能は含まれていません。HIPAA への準拠が義務づけられている場合は、対象範囲が拡大されて HIPAA が含まれるようになるまで、これらの機能を有効にしないことをお勧めします。

現在、オプトアウト管理は製品レベルでのみ提供しています。今後数か月以内に、よりきめ細かな管理をお客様に提供する計画であり、管理が利用可能になり次第、このページを更新します。

Atlassian Intelligence および Rovo では、各機能内の既存の権限がすべて適用されます。ユーザーは、アクセス権のないリソースに基づいてコンテンツを作成または生成できません。

例 1. JQL で自然言語検索を行ってもアクセスできない問題やプロジェクトは表示されません。また、それらのページにアクセスできなかった場合、質問に対する回答のための Confluence ページは表示されません。

例 2. Confluence ユーザーが Smart Search を実行した場合、表示される結果には、そのユーザーが閲覧権限を持っているページとスペースが考慮され、制限されているページとスペースは無視されます。

チームが作業を加速させ、効率を高めてより迅速に価値を提供する方法については、Atlassian Intelligence のガイドをご覧ください。