Fugro + Atlassian
Fugro がアトラシアンのクラウド製品を利用して、効率化・イノベーションによって規模を拡大し、顧客への対応時間を短縮
業界
エネルギー/ユーティリティ
場所
グローバル
企業規模
Enterprise
製品
アトラシアン コミュニティ
世界有数のジオデータ専門会社である Fugro は、避けがたい成長の圧力と環境責任への急激な引力が交わる局面に立たされています。人口増加、急速に変化する技術、特に気候変動はいずれも電力資源に直接の脅威をもたらしていますが、Fugro はこれらのリスクを軽減するために必要な独自のノウハウを持っています。同社の技術は世界中の電力資産の 3D モデルを生成し、安全上の危険や停電につながる可能性のある状況についてのインサイトを提供します。そのようなデータから得られた知識は、ネットワークの状態を監視して改善し、コストを節約し、命を救うと言っても過言ではありません。
Fugro のチームは、2011 年以来 Atlassian のクラウド製品を使用して作業のロジスティクスを自動化して管理し、エネルギー会社が壊滅的な事故のリスクを和らげて不確実な未来に備えることを究極の目標とし、製品の革新とサービスの拡大に注力できるようしています。
最小限のオーバーヘッドで生産性を最大化
Fugro チームは当初、アトラシアンのツールを採用して運用計画とソフトウェア開発の責任を担い、Jira と Bitbucket の統合ツールセットを選択することで、プロセスを簡単に把握できるようにしました。クラウドはコスト削減だけでなく導入やアップグレードの手間もかからないため、選択肢と考えられたのは明らかでした。アトラシアンのクラウド製品のおかげで、「私たちのチームは、クライアントに役立つイノベーションに集中できます。これは、最終的に地理データからインサイトを解き放ち、安全で住みやすい世界を実現するという Fugro のビジョンを支えています」と、Fugro のグローバル クラウド アーキテクト、Scott Carpenter 氏は述べます。
仕事のための新しいデフォルト
Fugro が Jira を採用する前は、時代遅れの異なるツールを使用している技術チームとその他のチームの間に、情報のサイロが生じていました。この断片化のフラストレーションにより、個人は好みのコミュニケーション方法 (メール、チャット メッセージ、付箋、廊下での会話など) を使用するようになりました。アジリティと市場投入のスピードが成功の鍵となる場合、これはスケーラブルなコラボレーション モデルではありません。しかし、クチコミによる推薦や草の根的な採用によって、Jira は、最終的に従来の働き方を打破して部門を越えたコラボレーションの新たなデフォルトとなりました。コミュニケーションの障壁が取り除かれ、シームレスなチームワークが実現しました。Jira の成功により、組織全体で多くのチームが Jira Service Management、Bitbucket、Trello、Atlassian Guard を採用するようになりました。
柔軟なツールにより、命を救う技術を実現
Fugro Roames は Atlassian の統合ツールセットを使用することで、部門横断的なコラボレーションに必要なコンテキストを提供しながら、最適なワークフローとツールを選択できます。
イノベーション チームは Jira と Bitbucket を使用して、サービスの計画、スケジュール、開発、提供、保守を行っています。ツールのネイティブ統合により、Jira 課題の要件から Bitbucket のソース コードまで、精密なトレーサビリティが提供されます。「統合により、変更されたコードの各行を Jira 課題にリンクして、何が変更されたのかだけでなくその理由を理解できます」と Carpenter 氏は説明します。Bitbucket では、開発者は世界中のどこからでもプル リクエストを通じてコード レビューに貢献できます。これにより、スキルを高め、互いに学び、一貫したコーディング標準を推進し、顧客へのリリース前に欠陥に対処できます。
[Atlassian] クラウドには、チームの運営方法に関してとらわれない柔軟性があります。
Scott Carpenter
グローバル クラウド アーキテクト
運用チームは Jira を使用してデータ処理と分析を管理しているため、電力会社は成長しすぎて電気が流れている送電線に接近している植物などのリスクや欠陥を特定して対処できます。また、クライアントの要件も追跡し、標準的な処理ステップを定義して実行します。これらのステップは、各アクティビティに関連付けられた Jira 課題にトレースされます。この標準化により、一貫性と反復可能な処理が保証され、クライアントの品質要件を満たせます。
DevOps チームのメンバーは、Jira Service Management を使用して ITSM を有効にし、インシデントに対して迅速に応答します。新機能または製品の欠陥を解決するために生成されたチケットは、Jira の技術的なタスクにリンクして明確なトレーサビリティを提供するため、さまざまなチームが協力してクライアントの問題を解決できます。
革新的なアイデアをまとめられなければ、テクノロジーの最先端には立てません。それが Fugro のイノベーション チームが Trello を使っている理由です。その視覚的なカンバン ボード経験により、先見の明のあるアイデアが、メールの受信箱に滞留するのではなく、確実に関心をひきつけ、検討され、優先順位が付けられ、具体化されるようになります。
統合されたツールセットを通じて情報が自由に流れるだけでなく、非常に安全です。Atlassian Guard により、Fugro の管理者は、ユーザーを一元管理できるだけでなく、アトラシアン製品全体でセキュリティ ポリシーを標準化できるため、開発者からカスタマー デリバリー スタッフまで、チームは最大限の潜在能力を引き出せる一方で、コンプライアンスを維持してビジネスのためにデータを保護できます。
Fugro は 65 か国で従業員数 10,000 人の規模にまで成長し、先進的な分散型チームのニーズに合わせて、Atlassian のクラウド製品を継続的に利用しています。
費用対効果と安全性の勝利
Fugro の効率的で統合された働き方により、スタッフは「Jira サーバーのアップグレードやパッチ適用に必要なオーバーヘッドや、多数のエンドユーザーに影響を与えている、ミッション クリティカルなサーバーの CPU 使用率の急上昇といった断続的な問題に頭を悩ませることなく、世界を変えるサービスの構築に集中できます」と Carpenter 氏は話します。
Fugro は、持続可能なイノベーションと環境倫理にかなった開発にコミットしていることをオープンにし、クライアントとその周りの世界のニーズの変化に対応するために成長して適応しています。同社は、再生可能エネルギーへの取り組みから施設自体の二酸化炭素排出量の削減まで、地球に優しいソリューションへの明確なコミットメントをはっきりと示しています。
一方、会社は 65 か国で従業員数 10,000 人の規模にまで成長し、先進的な分散型チームのニーズに合わせて、Atlassian のクラウド製品を継続的に利用しています。「[Atlassian] ツールには、チームの運営方法にとらわれない柔軟性があります」と Scott 氏は述べています。
しかし、Fugro のお客様と彼らを信頼している人々は、最大の恩恵を受けています。Fugro の技術により、電力事業のお客様は、年間の植物の管理コストを最大 40% 節約し、24 時間以内に送電線の故障に対応できました。Atlassian は、イノベーション文化をサポートするプラットフォームとして信頼されています。Fugro のチームが活性化されると、アイデアが開花してチーム メンバーが最高の仕事をし、彼らのクライアントはより安全な世界を提供するために力を発揮します。
クラウドでシームレスかつ安全にコラボレーションして、組織のワークフローを変革しましょう。
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