IT サービス ポータルで ITSM を効率化する
IT サービス ポータルでは、ユーザーが自分で問題を報告したり、提出済みのリクエストを確認したりできます。これにより、リクエスト管理が改善され、エージェントはより複雑な問題に集中できます。
IT サービス ポータルとは?
IT サービス ポータルは、顧客が支援やサポートを求めることができるオンライン ハブです。このポータルは、ユーザーがよくある質問への回答を見つけたり、サービス リクエストを送信したり、提出済みのリクエストのステータスを追跡したりできるセルフサービス センターとして機能します。Jira Service Management では、1 つの IT サービス ポータルであらゆるサービス デスクに一元的に対応しています。Jira Service Management でセルフサービス ポータルに相当するのが、ヘルプ センターです。これは、顧客が簡単にアクセスできるようにすることを目的としています。
Jira Service Management のヘルプ センターとは?
Jira Service Management のヘルプ センターにはすべてのサービス ポータルが含まれており、顧客は簡単に関連情報を見つけたり、リクエストを提出したりできます。IT サポート、人事、営業など、どのチームに連絡する必要があるかどうかにかかわらず、ヘルプ センターのポータルでメールを送信したり、リクエスト チケットを提出したり、チャットしたりできます。
ヘルプ センターは IT サービス デスクまたは IT サービス ポータルとも呼ばれており、そこではユーザーが技術的な問題を送信したり、ソフトウェアのインストールをリクエストしたり、IT サポート チームに質問したりできます。ITヘルプ センター ポータルは、IT 関連のあらゆる質問、問題、サービス リクエストに一元的に対応する窓口です。
IT サービス ポータルのメリット
ITSM ソフトウェアは、IT サポートの中央ハブとなる直感的で便利なポータルを提供することにより、従業員の全体的な業務体験を向上させることができます。
ユーザー エクスペリエンスの向上
IT サービス ポータルは、ナレッジ ベースやガイド付きトラブルシューティングなどのセルフサービス オプションを提供することで、ユーザー エクスペリエンスを向上させます。チケット管理システム、チャット サポート、リモート アクセス、ソフトウェア ダウンロードなど、すべての IT サポートの中央ハブです。適切な IT サービス ポータルは従業員の業務体験の拠点となり、日々の作業のパフォーマンスを向上させるスムーズなサポートを提供します。
一貫したサポート
ナレッジ ベースの記事、ハウツー ガイド、FAQ などの ITSM 機能により、ユーザーはよくある質問に対する回答をすぐに見つけることができます。これらのリソースを自分で検索して解決策を見つけられるので、サポート リクエストの必要性が減ります。一元化されたサポート ポータルでは、最新の情報、解決策、リクエスト チャネルが一元的に提供されるので、一貫性を確保できます。
より良いインシデントの管理
IT サービス ポータルでは、レポート、追跡、ナレッジに一元的にアクセスできるので、インシデント管理を合理化できます。変更、資産、ナレッジ マネジメントのハブとして機能し、システムに関する最新情報や構成を簡単に記録できます。時間が経つにつれて、このナレッジ ベースのポータルは、インシデント通知とインシデント対応を自動化するための貴重なリソースになります。
コミュニケーションの向上
IT サービス ポータルは、インシデント報告のための単一のアクセス ポイントを提供することで、コミュニケーションを強化します。IT チームは大量のリクエストを効率的に処理できます。また、量、種類、解決時間などのインシデントの詳細に関する貴重なインサイトを獲得できるため、ボトルネック、リソースの制約、改善すべき分野を簡単に特定できます。
IT サービス ポータルの主な機能
セルフサービス機能
IT サービス ポータルは、ユーザーが IT ヘルプ デスクに連絡せずに問題を解決したりサービスをリクエストしたりできるセルフサービス オプションを提供することで、ユーザーの自律性を促進します。効果的な IT サービス ポータルは、IT ヘルプ デスク チームの負担を軽減すると同時にユーザーが自律的に行動できるようにすることで、生産性を最大化します。
サービス リクエスト管理
Jira Service Desk を使用することで、IT チームは顧客や従業員から寄せられるすべてのサービス リクエストを一元的かつ体系的に管理できます。チケット管理システムにより、効果的なコミュニケーション、追跡、問題解決が可能になり、全体的なサービス エクスペリエンスが向上します。
レポートと分析
レポート機能とアナリティクス機能により、IT チームはサービスのパフォーマンスを包括的に把握できます。これにより、主要な指標を監視し、問題を特定し、データ主導の意思決定を行って、IT 運用を継続的に改善できます。ポータルではパフォーマンス データとダッシュボードが一元的に提供されるので、チームは必要なときにいつでも簡単にインサイトにアクセスできます。
IT サービス ポータルを使用する際のベスト プラクティス
Jira Service Management を使用するときは、それぞれの企業が自社のチームや従業員のニーズに合わせて IT サービス ポータルを調整する必要があります。IT サービス ポータルにはすべての企業に共通する機能もありますが、それぞれの企業が自社のサービス チームと従業員にあわせてエクスペリエンスをカスタマイズする必要があります。
重要なのは、誰が日々どのようなやり取りをポータルで行っているかを理解することです。以下に、ベスト プラクティスの一例を示します。
- ユーザー エクスペリエンスを最優先する: ポータルを直感的で操作しやすいものにし、ユーザーとのやり取りを合理化して満足度と効率を高めることに重点を置きます。
- ユーザー エクスペリエンスをカスタマイズする: さまざまなチームの特定のニーズやワークフローに合わせて、ポータルの機能とレイアウトを調整します。
- 包括的なナレッジ ベースを維持する: ユーザーが自分で問題を解決できるように、情報とソリューションの詳細なリポジトリを作成します。
- 効率的なリクエスト管理ワークフローを実装する: リクエストを処理するプロセスを改良して、応答時間を最小限に抑え、ユーザーがタイムリーで効果的なサポートを受けられるようにします。
IT サービス ポータルに Jira Service Management を使う
The Total Economic Impact™ Of Atlassian For ITSM
The Total Economic Impact™ of Atlassian Jira Service Management. The report includes cost savings and business benefits enabled by Jira Service Management.
ホワイトペーパーを読むAtlassian's guide to agile ways of working with ITIL 4
ITIL 4 is here—and it’s more agile than ever. Learn tips to bring agility and collaboration into ITSM with Atlassian.
ホワイトペーパーを読む